教員紹介
日本史学
原田 誠司

教育・研究に対する考え方
自身の研究は近世村落成立史論ですが、日本の中世・近世の社会全般に興味・関心があります。家族も村も歴史的に大きく変貌します。さて、教育一般ももちろんですが、大学教育・大学院の教育も実は根本は同じではないでしょうか。学習者の「何かを修得したい」という意欲を大きく育てるのが教員のできることです。まず基礎・基本を大事にしましょう。そして疑問を大切にしましょう。そこから「何か」をみつけることが始まります。
担当授業
- 学部
同和教育と人権教育
初等社会
日本史概説
日本史演習Ⅱ - 大学院
社会系教科の授業デザインの理論と方法(2)
社会系教科教育実践研究
メッセージ
現職の先生方へ現場の先生方、2年間、研究・研修に没頭してみませんか。何かに集中することで不思議と自信が出てくるものです。それと個々の事象を深く学び、研究し、習得することも大事ですが、方法論を会得することは、「特定の何か」以外のものに対処するときにも有効です。自ら、学びたい、習得したいと熱心に研鑽を積まれたとき、おのずから方法論をわがものとすることができて、あらたな視点からなす教材開発にも繋げることができます。ここにはそれを提供できる「場」があります。
高校生の皆さん小学校教師を目指している皆さん。必要な単位を修得し、採用試験を突破することは実に容易ではありません。しかし、ここにはそれを可能とする「場」があり、そして教師となったときに必要な力もここでは培ってくれます。共に目的に向けて歩みを進めましょう。