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教材文化資料館収蔵資料のデジタルアーカイブ・プロジェクト

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~長岡文雄氏関係資料始め教材文化資料館が収蔵する歴史的価値の高い教材文化資料のデジタルアーカイブ/デジタルギャラリーを構築し、国内外に向けて効果的に発信する。~

プロジェクト概要


★教材文化資料館では 、 開館以来10年に亘り、教材文化資料約8,000点を収集してきました。
★その中には、内村鑑三(キリスト教思想家)の直筆原稿や野口雨情(童謡作家)・北原白秋(童謡作家)の書簡、嘉納治五郎(兵庫県出身の柔道家・教育者)直筆掛け図、ペスタロッチ(スイスの教育実践家)の初版本など歴史的に貴重な資料も数多く含まれています。
★また、我が国の教育史に多大な功績を残した「社会科」の著名な実践家であり、本学にもゆかりの深い長岡文雄氏(1917-2013)の遺した資料(学習指導案や授業のアイデア等を記した直筆資料、児童が書いた作文、音源等の一次資料)を収蔵する予定です。
★これらの資料については、目録データが未整理であるため、そのままでは死蔵状態となり、歴史の闇に眠り続けることになります。また、たとえ検索が可能となっても、辺境に位置する本学に足を運ぶ利用者は限られます。
★そこで 、これら死蔵状態にある貴重資料や長岡文雄氏関係資料のデジタル化を行い、学術情報リポジトリHEARTを軸としたデジタルアーカイブを構築し、国内外に向けて発信していきたいと考えています。


プロジェクトの背景


★急速に進展し続ける情報通信技術に加え、令和元年末からのコロナ禍により社会情勢は著しく変化しており、アンダーコロナ・ポストコロナ時代における「資料館」のあり方が、その存在意義も含めて厳しく問われています。
★私たちは、この状況を逆にチャンスと捉え、従来の展示の在り方を大きく見直し、展示におけるDX(デジタル・トランスフォーメーション)導入や資料のオープン化を推進することにより、日本や世界の教育実践研究の質的向上に貢献したいと考えています。

プロジェクトリーダー
 附属図書館長
  須田 康之
現在の寄附総額68,600円
ご支援いただいた皆様7人

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具体的内容


(1)アーカイブ事業

①デジタルアーカイブ・システムの構築
②デジタル化資料の権利処理

・寄贈物の譲渡契約・著作権・個人情報等の処理
・資料を公開する場合のライセンス(クリエイティブコモンズ・ライセンス等)設定

③資料のデジタル化

・IIIF(デジタルアーカイブの資料を相互運用するための国際規格)に対応したコンテンツを作成し、デジタル化資料の二次利用を促進。

④デジタル化資料へのメタデータ(目録データ)付与

・デジタル化資料にはジャパン・サーチ(日本のデジタルアーカイブを横断的に検索できるサービス)に対応したメタデータを作成すると共に、DOI(デジタルオブジェクト識別子)を付与することにより、長期保存とアクセシビリティの向上が期待される。

(2)展示事業

デジタルアーカイブ化した個々の資料を元に、デジタル企画展を開催する。
また、これを併行し、教材文化資料館におけるリアル展示も企画開催する。
例)教材文化資料館「長岡文雄展(仮)」


お問い合わせ

兵庫教育大学基金事務室
(総務部総務企画課総務チーム)
〒673-1494
兵庫県加東市下久米942-1
TEL:0795-44-2007
FAX:0795-44-2009
E-mail:gen-kikin(あっと)ml.hyogo-u.ac.jp

※(あっと)は@に置き換えてください

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