派遣留学
本学学生の海外留学について
文部科学省は、我が国の国際競争力の強化やグローバル化した社会で活躍できる人材を育成するという観点から、より多くの日本人学生が短期留学も含め何らかの形で海外留学を経験することが望ましく、国として、それを推進する必要があるとしています。また、教員には、次代を担う児童・生徒に対して国際化のための素養を広め、異文化理解の教育にあたることから国際性の養成が必要とされています。
本学は教員養成大学として、国際的視野をもち、広い識見を身に付けた教員の養成を図る観点から海外留学(派遣)を推進しています。
留学は、海外の教育制度やカリキュラムなどの教員としての専門知識を増やすだけではなく、異なる文化的背景を持ち、異なる言語を話す人々の中にあって自分を見つめ直し、人間的にも成長する貴重な機会となるはずです。是非積極的にチャレンジしてください。
派遣留学について
派遣留学の概要
- 派遣留学とは
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学内選考を経て、学長の許可を得て、海外の交流協定大学で学修することをいいます。大学間交流協定に基づく「交換留学」とも呼ばれています。
なお、交流協定大学以外での学修や語学研修は、派遣留学には該当しません。 - 学籍上の身分
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留学となります。この留学の期間は修業年限に算入されます。
- 留学期間
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6ヶ月以上1年以内です。
- 単位の認定
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留学先で修得した単位は、その内容等により、本学において修得したものとしてみなされた場合、本学の授業科目として読み替え、単位の認定を受けることが可能です。
- 卒業、修了
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留学期間が修業年限に算入されるため、所定の卒業(修了)要件を満たしている場合には、留年することなく卒業(修了)することが可能です。事前に指導教員、学務課へ相談し、確認してください。
- 授業料
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留学期間中の授業料は、本学へ納入しなければなりません。
留学先大学の授業料は、授業料相互不徴収の覚書の有無により異なります。
募集及び学内選考
派遣留学
秋入学 | 春入学 | |
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TOEFL等語学能力試験を受験しておく。 成績証明書送付までに3〜4週間必要 (参考)TOEFLホームページhttps://www.ets.org/toefl.html |
8月まで | 2月まで |
○派遣留学説明会 ○派遣留学生募集・受付 |
11月下旬 | 5月下旬 |
学内選考 学業成績・語学能力・留学計画・健康状態・面接により選考 |
12月下旬 | 6月下旬 |
○学内選考結果発表 ○派遣先大学へのコンタクト |
1月下旬 | 7月下旬 |
○協定大学への推薦、出願 ○協定大学からの受入許可、ビザ申請等 |
↓ | ↓ |
留学開始 | 8月以降 | 1月以降 |
交流協定大学以外への留学
交流協定大学以外への留学については、本学では派遣留学として扱っていません。学生各自が情報を収集し、諸手続を行わなければなりません。
留学前の本学における手続きとして、指導教員の了承を得た上で、休学届を学務課へ提出してください。学籍上は休学ですので、本学へ授業料を納入する必要はありませんが、休学期間は本学での修業年限に入らず、海外の大学等で取得した単位も、本学の授業科目に相当するものとして単位認定をすることは出来ません。
留意事項
- 明確な目的意識
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留学の目的は何か?何を何のために勉強したいのか?
有意義な留学にするため、明確な目的意識を持ち、具体的な課題・目標を設定しましょう。
- 留学に必要とされる語学能力について
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海外交流協定大学へ推薦するためには、派遣留学先の語学要件を満たす必要があります。協定大学によって求められる語学基準は異なりますので、派遣希望先で使用される語学能力を高め、学内選考時までに語学能力を証明する書類を準備してください。
英語圏の大学を希望する場合は、応募時までにTOEFL iBTもしくはIELTSを受験し、成績証明書を取得してください。
英語圏以外の大学への留学を希望する場合も、派遣留学先が求める語学能力を示す書類の提出が必要です。 - 相手国を知り、日本を知る
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渡航先の社会事情・文化・対日感情等に十分な学習をし、理解を深めてください。同時に日本の歴史・文化等も十分に理解しましょう。外国ではあなたを通して日本が理解されがちですから、自覚を持って行動することが求められます。
- 資金計画
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留学するためにどのくらいの費用が必要なのかを検討することも重要です。留学生のアルバイトを制限または禁止している国がかなり多くありますので、留学先でのアルバイトはできないと考えてください。また、授業の下調べなどのためにアルバイトをする時間はないと考えた方が良いでしょう。保護者の方等によく相談し、十分な資金計画をたてましょう。
- 卒業後の進路を考慮した留学計画
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本学の留学制度、学年進行、卒業(修了)に必要な要件を把握しましょう。
卒業要件単位や卒業論文、実地教育などを十分に考慮しておかないと、計画通り卒業することができなくなるおそれがあります。また、帰国後の教員採用試験(就職)、進学に向け必要な準備日程等を把握した上で、留学を計画してください。事前に指導教員、実地教育担当教員、学務課等に相談しましょう。
- 情報収集
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交流協定大学に関する情報を収集しましょう。インターネットを利用したり、留学経験のある先輩、本学に留学中の留学生などに相談することをお勧めします。
また、留学に関する情報を提供しているホームページを利用しましょう。