入試情報 大学紹介

学部・大学院

キャンパスライフ 国際交流
search資料請求menuclose

大学の特色

教員の資質能力の向上を目指す大学

 学部、修士課程・専門職学位課程、博士課程の各段階において、それぞれの目的・段階に応じ教員としての教育実践能力の向上につながる教育・研究を行うとともに、学校教育に関する理論と実践を融合した研究(「教育実践学」)の成果を教員養成の改善・充実に活かしていくことを目指す大学である。

社会に開かれた大学

 本学は、大学院における幼稚園から高等学校に至るまでの全領域を対象とした現職教員の受入れ、兵庫県が設置した「心の教育総合センター」との連携事業の実施をはじめ、施設を利用して、発達心理臨床研究センターにおける心理臨床相談、附属図書館の一般開放、公開講座の実施、運動施設の開放を行うなど、「社会に対し開かれた大学」を目指している。
 また、本学の有する知的、人的、物的資源を活用して地域社会との連携・協力をすべく、社会連携センターを設置している。
 このほか、現職教員が在職しながら大学院で学ぶ機会を増やすため、夜間開講を行う施設として「神戸キャンパス」を神戸市内に設置している。

幅広い専門分野を有する教員層

 本学では、幅広い教育・研究を実施するため、教育学、心理学、教科内容など広範囲な専門諸科学の学問分野を専門とする教員を配置している。これらの学問分野を学校教育の機能により有機的・統合的に編成し、教育・研究の円滑化を図っている。

快適なキャンパスライフ

 40万㎡の広大なキャンパス内に、学生寄宿舎(単身用・個室:560人収容、世帯用:60世帯収容)及び国際交流会館居住施設(単身室28室、夫婦室8室、家族室4室)、陸上競技場,野球場およびテニスコートをはじめとする運動施設、約1,200台(学生寄宿舎ゾーン430台を含む)収容の駐車場など、快適な学生生活が送れるよう環境を整備している。

学校教育学部

 豊かな人間性と確かな実践力を有し、変化の激しい社会においても新たな教育を創造できる学び続ける教師(継続的に専門性を高め続けることができる教師)を養成することを目指している。

実践力を重視した教育課程

 広い学問領域にわたる基礎知識のうえに、教員としての総合的な能力を得させることを目的として、4年間を通して教育課程全体の調和と整合性に配慮している。
 1年次から4年次の4年間にわたる実地教育(教育実習)を開設し、各年次の実地教育の履修を通して、教養科目群、教職共通科目群、教育内容・方法科目群、専門科目群、教職探究・リフレクション科目群の諸成果が統合化・協働化されるようにコンカレント型の教育課程を編成している。

教員養成スタンダードによる「学び続ける教師」の養成

 教師として学び続けるための起点として学生が身につける資質・能力を育成するために必要な教育課程の基準を「教員養成スタンダード」として定めている。教員養成スタンダードによる自己評価等により、常に自らの学びを振り返ることで課題を発見し、次なる学びを計画・設計する。これにより生涯にわたって「学び続ける教師」の土台を育成する。

高い教員就職率を担保する就職支援と幅広いキャリア形成支援

 教職キャリア開発センターが中心となって、計画的・継続的なプログラムを作成し就職支援、キャリア形成支援体制の充実を図っている。校長や教職経験のあるキャリア開発指導員やキャリアカウンセラー、大学教員が学生の相談に応じるなど学生のニーズに合ったきめ細かい就職支援を行っている。また、入学後の早い段階から参加できる多様なキャリア形成支援の取組も実施している。

大学院学校教育研究科

2つの課程をもつ大学院

 修士課程(2専攻)と専門職学位課程(1専攻)で構成しており、それぞれの目的に沿って、主に初等中等教育の高度な教育・研究能力を有する教員を養成している。また、大学院教育において理論と実践の融合を図るため、学校現場との連携を重視した取組を行っている。
 現職教員等の多様なニーズに応えるため、日本全国どこからでも職場を離れずに学べる「フレックスクラス」をほぼすべてのコースに設置している。このフレックスクラスには3年間かけ、無理なく計画的に学べる「長期履修学生制度」も導入している。
 また、大学院には、全国各地から現職教員が集まり、さまざまな教育に関する情報交換が行われており、現場復帰後も同窓会を通じたり、個人レベルで全国的な教育に関する情報交換のネットワークが構築されている。

<修士課程>

 教育の理論と実践の融合により、教育実践学の構築を目指して教育現場のニーズと実践性に根ざした高度な教育研究を推進して、人間力と教育力を兼ね備えた教員を養成している。
 社会構造の急激な変化や価値観の多様化を反映した教育課題の複雑化が進行する中、各専攻・コースにおける主な教育研究課題を明示して、教育理論や教科指導の基礎的内容を充実させると同時に学際的、総合的な研究にも対応できるようにしている。
 また、社会の求める多様なニーズに応えるため、特色ある教育プログラムを開設している。

 ・神戸キャンパス特別支援教育プログラム
 ・ダブルディグリープログラム
 ・子育て支援コーディネーター養成プログラム
 ・心理支援実践プログラム
 ・健康教育実践プログラム
 ・小中連携教育プログラム

<専門職学位課程(教職大学院)>

 現職教員に対し、教育現場の課題を踏まえた学びの場を提供することにより、専門職として高度な専門性と実践的指導力を育成するとともに、地方分権化の中で、ますます重要さを増している地方教育行政のリーダー(教育長、将来の教育長候補および教育行政幹部)を養成している。
 また、学部段階で教員としての資質・能力を修得した者の中から、さらにより実践的な指導力を備え、新しい学校づくりの有力な一員となり得る新人教員を養成している。

大学院連合学校教育学研究科<博士課程>

設置の趣旨・目的

 学校教育を取り巻く諸問題を背景として、兵庫教育大学、上越教育大学、岐阜大学、滋賀大学、岡山大学、鳴門教育大学の6大学が連合して後期3年のみの博士課程を設置し、以下の点を通して教員養成の改善・充実に資することにより、学校教育の質的改善・改革に貢献しようとするものである。

①総合的・学際的な視点から学校における教育諸活動及び教科の教育活動に関する実践的研究を通して、今日の教育課題の解決に資する、実践に根ざした学校教育学の一層の推進とその方法の確立を図る。
②上記の研究を通して得られた成果を基に、実践的能力を養う教育プログラムを確立し、教員養成大学等に供給する。
③学校教育現場の実践的な経験を持ち、実践に根ざした学校教育学を教育研究できる人材を育成し、教員養成大学等に供給する。
④実践的研究に裏付けられた研究能力を持って指導的役割を果たす専門的職業人を育成し、都道府県教育委員会の教育センター等の各段階における現職研修の充実に指導的役割を果たす人材を供給する。

graph04.gif

フレックスタイム・カリキュラム制度

 本研究科では、職業を有する学生又は、在学中に就職した学生に対する教育方法の特例として、主指導教員の指導のもと、夜間その他特定の時間又は時期において授業科目の履修と研究指導を受けることができる「フレックスタイム・カリキュラム制度」を設けている。

修士課程、専門職学位課程からの進学

 修士課程、専門職学位課程のいずれの課程からの進学も可能である。

PAGE TOP