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学長からのメッセージ

年始挨拶(令和4年1月) 

 皆様、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 今年の正月は、兵庫県南部は比較的穏やかな天気だったと思いますが、ゆっくりお休みになれましたでしょうか?

 2022年(令和4年)の年頭にあたりまして、私から3点ほどお話しさせていただきます。

1.新型コロナウイルス対応への改めての意識喚起

 最初に申し上げなければならないのが、ここ2年ぐらい続いている、新型コロナウイルスへの対応を引き続き行わなければならないということです。

 皆様ご存知のように、特にこの正月になってから、感染力の強いオミクロン株の流行ということもあって、感染者がこれから大きく増えると予想しなければならない状況になってきております。

 昨年の秋から冬にかけては比較的、感染者の少ない状態がずっと続いておりましたので、特に大きな対策は必要がありませんでした。そういうことで、少し気の緩みというものがあるのではないかと思うべきです。やはり、ここはまた新たな対策が求められるということを前提に、これから年度末の諸活動をしていくべきです。

 つまり、皆様におかれては、わたくし自身もそうですが、コロナ対応ということへの意識を改めて喚起していただきたいというお願いであります。

2.Society5.0に向けた教育研究の推進

 2点目は、Society5.0に向けた教育研究の開発を引き続き押し進めていただきたいということです。これにつきましては、コロナへの緊急の対応ということもありまして、一昨年、昨年と、かなり進んできています。

 大学の授業は、オンライン、ハイブリッド型、ハイフレックス型、こういう新しいスタイルがノーマルになりました。デジタル教科書の研究や実践もずいぶん進んできております。数理・データサイエンス・AIの教育も来年度から学部の授業で始まります。

 特に大学の先生方には、大学教育のメインストリームに既になっておりますオンライン授業やハイブリッド型授業、ハイフレックス型授業のスキル・力量をさらに高めていただきたい。大学の授業に限らず、初等中等教育の先生方に対する研修でも同じことがいえるでしょう。

 STEAM教育につきましても、大学の授業で試行されておりますし、附属学校園での研究も行われています。年末の全学教職員会議で少しお話したと思いますが、インテル社のSTEAM Lab実証研究校に申請しておりましたけれども、採択されましたので、弾みがつくことでしょう。

 今年2月には教員養成フラッグシップ大学の申請結果が出ます。採択されることが望ましいわけですけれども、そうでなかったとしても、これは推し進める必要があります。

 来年度の概算要求として「先端教職課程カリキュラム開発センター」の経費を文科省に要望しておりました。認められましたので、先端教職課程カリキュラム開発センターの体制の下で、Society5.0に対応する教育研究をさらに飛躍的に推し進めていくということになるとお考えください。ご協力どうぞよろしくお願いいたします。

3.第4期中期目標・中期計画への準備

 それから3点目は、来年度から第4期の中期目標・中期計画の期間が始まります。その準備を進める必要があるということです。

 第4期の中期目標・中期計画につきましては、ご報告していると思いますが、素案を文部科学省に提出いたしました。素案に対する修正意見はありませんでしたので、ほぼこの素案が第4期の中期目標・中期計画になるのではないかと思っております。

 第4期は第3期と違って、年度ごとの評価は義務付けられておりません。しかしながら、中間評価と6年間の評価は行われますので、進捗管理として年度ごとの評価はやはり行う必要があります。その準備を総務企画課が中心となり、各課室でそれぞれ分担していま作業をしてもらっているところです。他にも第4期に向けての準備があるかもしれませんが、特にこの評価のところをどうぞよろしくお願いいたします。

 最後になりますが、年度末の1月~3月は大学にとって、附属学校園にとって、入試など重要なイベントが目白押しです。コロナ禍での遂行が続きますが、どうぞよろしくお願いします。

 お互いに健康に気をつけまして、特にコロナ感染防止に留意して、この一年一緒に頑張って参りましょう。ありがとうございました。

令和4年1月5日
兵庫教育大学長 加治佐哲也

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