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在学生からの大学生活短信

出発はあの日《岡田 友さん》

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岡田 友 さん

大学院学校教育研究科専門職学位課程
教育実践高度化専攻
言語系教科マネジメントコース(英語)


芸術系音楽コースに所属し、隣の研究棟でサクソフォーンの練習に明け暮れていた学部生のころのこと。プロ奏者のレッスンを受ける機会を得、浜松へ。人生を変えるその瞬間は突然やってきました。私が就いたのは、フランス人のプロ奏者でした。通訳を介してのレッスンのはずが、通訳の方が席を外されると言うのです。英語なら少しわかるでしょと言い残して。英語の授業以外で英語で話しかけられるのは初めてです。いや、私の時代は、英語の授業でも英語で話しかけられていなかったのではないでしょうか。

okada_2.jpgフランス人の先生は、だいぶ気を遣って簡単な英語でゆっくりと話しかけてくださったはずです。が、気が動転した私には、"Do you understand?"の"Stand"しか入ってこず、「え?立てって?」とあたふた。幸い、通訳の方はすぐに戻って来られ、私の「初めてのおつかい、いや英会話」は一瞬で終了。しかし、この一瞬の間に、大学院への道は、密かに始まっていたと言えます。暗い受験英語のイメージは飛んでいき、私の中に「英語を使える」ようになって、世界の人びと(英語を話す)と直に話してみたいと思う情熱のようなものが芽生えました。そして、小学校教諭になってみたら、なんと小学生が学校で英語を勉強するようになっているではないですか。

私が経験したように、「英語を使って◯◯したい」という気持ちを授業で芽生えさせるには、教師はどうすればよいのか。来年度から外国語はいよいよ教科化。勉強せなあかんからするのではなく、小学校に、子供たちと英語とのステキな出会いがあるようにしたいと、研究をしているところです。

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