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在学生からの大学生活短信

限られた時間の中で 《川野 将寛さん》

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川野 将寛 さん

大学院学校教育研究科修士課程
教科教育実践開発専攻
社会系教育コース

大学院に進学して早いもので半年が経過しました。ちょうど1年前、私は企業内定式の会場で残された学生生活をどのように過ごそうか?これから始まる社会人生活にどんな心の準備をすればいいのかを考えていたのを覚えています。

まさか1年後の今、研究室のデスクでこうして大学生活短信を執筆しているとは思ってもいませんでした。

当時、4回生の教育実習を最後に教職の道を諦めようと思っていました。自分には向いていないのでは?センスがないのでは?今思えばまだ現場にも出ていないのに何故そんな事を思っていたのか分かりません(笑)ですから、実習が始まる寸前までずっと就職活動を進めてきました。

しかし、実習で子供たちと同じ時間を過ごす中で私の中の価値観が大きく変わり教職の道への想いが強くなりました。「自信が持てないならつければいいじゃないか」時間がもし許されるのであれば、現場にこのまま飛び込むのではなく、実習で課題が沢山見つかり、学部の関係上これまで教育についてより専門的に勉強をできなかったのであるから、専門的な知識と実力をしっかりつけて現場に出たいと思い始めたことが「進学」を意識し始めたきっかけでした。

結果としてモラトリアムをあと2年延長する事になったのですが、大学院生として日々過ごしていると、あの時思い切って進学を決意して本当に良かったと思わされることがあります。自分が望んだ知識や環境がすぐ側にあるとともに学部の時に経験できなかった事を多く経験できたり、研究も毎日本当に大変ですが、私の研究テーマである「防災」はこれから教育でも重要になってくるテーマですのでやりがいをとても感じていますし、正直言うと、学部の時よりも勉強が面白いです(笑)

多趣味なので休みの時は自分の趣味で気分転換をしています。部活動を10年間やってきたため、体を動かす事が好きです。なので、たまに学部時代の部活動(ラクロス部)に顔を出して体を動かしたりしています。あとはフィールドワークとしてまだ知らない土地にぶらりと足を運んだりと、フットワークの異常な軽さには自信があります。

時間が過ぎるのが早いと感じるのは毎日が充実しているのだと思います。そう思えるのは自分の決断が正しかった事もありますが、でもやはりその決断を下せたのは進路について親身に聞いてくれた当時の大学の教職課程の先生やゼミの指導教授、そして最後に背中を押してくれた両親の存在が大きかったと思います。

2年という短い時間ではあると思いますが、限られた時間を大切にし、沢山の経験を積んで自信をもって教壇に立てるように日々精進していきたいと思います。

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