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教育政策リーダーコース実地踏査でフィンランドを訪問しました

 8月8日(月)から14日(日)の6泊7日で、教職大学院教育政策リーダーコースの専門科目「比較教育政策論」の実地踏査で、フィンランド共和国のユヴァスキュラ大学及びポルヴォー市のカンテレハウスなどを訪問し、フィンランドの教育制度やリーダーシップについて学びました。
 教育政策リーダーコースでは、これまでも海外教育行政機関への訪問調査を行っておりました。しかし、この数年はコロナ禍により、渡航制限がかかり、オンラインでの代替授業とならざるを得ませんでした。この7月よりフィンランドの感染症危険情報がレベル1(十分注意)に引き下げられたこともあり、感染対策に留意し、渡航しました。現地でのPCR検査も必要でしたが、全員が陰性となり、無事に帰国することができました。
 ユヴァスキュラ大学では、ミカ・リスク教授とフィンランド国立教育研究所の矢田匠ポスドクリサーチャーによる講義を通じ、フィンランドの教育改革の状況と教育リーダーシップ論を知ることが出来ました。また、ポルヴォー市のカンテレハウスでは、マルック・アンティンルオマ校長とニクラス・ラックシュトロム先生の案内のもと施設見学や給食をいただき、学校におけるリーダーシップや校内の情報ネットワークに関する講義を受けました。
 
更に元ヘルシンキ大学研究員で、現在は長野県立大学の匝瑳岳美准教授の案内のもと、ヘルシンキ市内の3つの図書館(国立、中央、大学)を巡り、自自治体における公共図書館の課題と改革について協議しました。
 
参加者からは、「教育を提供する側の基本的な姿勢、子供たちを大人として扱う態度など、フィンランド教育の本質について学ぶことができた」「多言語・多民族・多文化の国で、小学校ではそれぞれに対応した授業を行っている点に感銘をうけた。教育はやはりその国の歴史や文化が大いに影響しており、良いものだからとそのまま日本に導入はできないが、理念のようなものは大いに理解できた」「オンラインの事前学習と比べてはいけませんが、やはり現地に行くと行かないとでは全く印象が違います」などの感想が寄せられました。


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ユヴァスキュラ大学にて、ミカ・リスク教授の特別講義

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ポルヴォー市カンテレハウスにて

3.jpg ヘルシンキ大学図書館にて
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ヘルシンキ中央図書館「Oodi(オーディ)」


教育政策リーダーコース
https://www.hyogo-u.ac.jp/course/pol_lea/

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