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本学大学院博士課程学生が日本産業技術教育学会論文賞及び奨励賞を受賞しました

 大学院博士課程学生の中尾尊洋さんが、日本産業技術教育学会論文賞及び奨励賞を受賞しました。
 学会論文賞は、日本産業技術教育学会会誌に発表した、特に優れた論文に授与されるもので、奨励賞は、主として小学校・中学校・高等学校・中等教育学校等の教員で、優れた研究をなし、同会会誌に発表した者に与えられるものです。
 中尾さんは、昨年も同会論文賞を受賞しており、2年連続の受賞となります。
 受賞にあたり、中尾さんは「このたびは、大変名誉ある賞をいただき、身に余る光栄です。受賞した研究は、中学校におけるプログラミングの試行錯誤について重要性を明らかにしようとしたもので、試行錯誤によって生徒に具体的な資質・能力の獲得感が得られることや、プログラミングのように即時的な試行のフィードバックが得られる活動経験が試行錯誤に対して肯定的な意識を形成する上で重要な役割を果たすことを明らかにしました。これらの研究を基礎資料として、今後は、より効果的なプログラミングの授業実践を構築できるように励みたいと存じます。これまで様々にご指導いただきました先生や論文査読者の先生、実践に協力していただいた生徒や保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、今後も学校教育に有益な知見を創出できるよう、精進したいと存じます」とコメントしています。

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〔受賞論文〕
・中尾尊洋(博士課程)・森山潤
「問題解決における試行錯誤に対する中学生の意識と技術的な活動経験との関連性」
『日本産業技術教育学会会誌』第63巻第3号(2021年)
・中尾尊洋(博士課程)・森山潤
「中学生のLED制御プログラム作成過程における試行錯誤の効果に関する探索的検討」
『日本産業技術教育学会会誌』第62巻第2号(2020年)

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