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本学大学院教育政策リーダーコースの学生がフィンランドの教育機関を訪問しました

 9月18日(月)から23日(土)の日程で、本学大学院教育政策リーダーコースの学生12名が、実習科目「教育政策トップリーダーインターンシップⅠ(海外教育行政機関)」等において、フィンランド共和国のユヴァスキュラ大学及びポルヴォー市のカンテレハウス教育センターなどを訪問し、フィンランドの教育制度やリーダーシップについて学びました。
 教育政策リーダーコースでは、これまでも海外教育行政機関への訪問調査を行ってきました。本インターンシップは、教育政策・行政のトップリーダーに求められる能力・力量を向上させるとともに、国際的知見を高め、海外の教育行政機関、教育機関の制度、組織、運営を見聞、体験することを目的として実施しているものです。
 ユヴァスキュラ市では、ユヴァスキュラ大学の国際修士プログラムを受講し、ミカ・リスク教授及びフィンランド国立教育研究所の矢田匠ポスドクリサーチャーによる講義を通じて、フィンランドの教育改革の状況と教育リーダーシップ論を知ることができました。さらに、国際修士プログラムを受講する現地の大学院生とともにグループディスカッションに参加し、各国の教育政策のスタンスや多民族の学級に関し意見交換を行いました。また、クオッカラ義務教育学校への訪問視察を行いました。
 ポルヴォー市では、カンテレハウス教育センターにて、マルック・アンティンルオマ校長より学校組織や教職員の協働、プロフェッショナル・ラーニング・コミュニティー(PLC)の説明を受けるとともに、リッカ・リーサ副校長より、担当する特別支援教育や副校長としての校長や教職員とのコミュニケーションについて伺いました。また校内授業、施設の視察や給食をいただきました。
 さらに、ケットゥネン教育次長より、ポルヴォー市における自治体の教育行政の組織構造や学校管理システム(リーダーシップの構造)について説明を受けました。また、アルベルト・エーデルフェルト小中一貫校への訪問視察を行いました。
 研修期間を通じて、日本とは異なる教育制度や仕組み、学校風土、教育目標に対する捉え方、子どもたちへの関わり方など、訪問先での意見交換が活発に行われました。学生にとってトップリーダーとして課題解決力を向上させる貴重な機会となりました。

topics_20230927_1.jpg ユヴァスキュラ大学国際修士プログラム受講の様子
topics_20230927_2.jpg ユヴァスキュラ大学にて
topics_20230927_3.jpg マルック・アンティンルオマ校長による説明の様子
topics_20230927_4.jpg ポルヴォー市カンテレハウス教育センターにて

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