令和５年度日本教職大学院協会研究大会を開催しました

　日本教職大学院協会（会長：加治佐哲也兵庫教育大学長）は、12月９日（土）・10日（日）に、日本教職大学院協会研究大会を、大会校の鹿児島大学において対面とオンラインのハイブリッド方式で開催しました。

　 ９日（土）午後、加治佐会長、鹿児島大学の武隈晃理事（教育担当）・総合教育機構長の挨拶及び鹿児島県教育委員会の地頭所恵教育長の来賓挨拶により開会しました。続いて、「実践研究成果発表」では、９の教職大学院が、各教職大学院における実践的な教育・研究の成果発表や委員会の活動状況の報告を行い、意見交換が活発に行われました。

　10日（日）は、「ポスターセッション」を開催し、各教職大学院から優れた学修成果をあげている教職大学院学生や修了生が、オンラインで各部会に分かれて発表を行い、活発な交流が行われました。また、「パネルディスカッションⅠ」（テーマ：教職大学院の学びと成果を改めて確認する（大学関係者））として、北海道教育大学の藤川聡大学院教育学研究科教職大学院長、立命館大学の井上雅彦大学院教職研究科研究科長、大分大学の佐藤晋治大学院教育学研究科副研究科長によるディスカッションが行われました。その後、「パネルディスカッションⅡ」（テーマ：教職大学院の学びと成果を改めて確認する（修了生））として、北海道東神楽町立東聖小学校教諭・北海道教育大学大学院教育学研究科修了生の小林豊氏、立命館守山中学校・高等学校教諭・立命館大学大学院教職研究科修了生の田辺記子氏、大分県立日出総合高等学校教諭・大分大学大学院教育学研究科修了生の長野優氏によるディスカッションが行われました。両ディスカッションとも、日本教職大学院協会成果検証委員会座長で本学大学院学校教育研究科の山中一英教授がコメンテーターを務め、鹿児島大学の溝口和宏大学院教育学研究科学校教育実践高度化専攻長、鹿児島大学大学院教育学研究科の廣瀬真琴准教授の進行により活発な意見交換が行われました。

　本研究大会には、教職大学院関係者、教育委員会関係者、学校関係者など、対面・オンラインあわせて約500人の参加があり、活発な意見交換が行われました。

開会行事の様子

加治佐会長の挨拶

パネルディスカッションⅠの様子

パネルディスカッションⅡの様子

日本教職大学院協会
https://www.kyoshoku.jp/