本学大学院専門職学位課程学生が上廣倫理財団第33回上廣道徳教育賞で優秀賞(中学校・高等学校の部)を受賞しました
3月8日(土)、本学大学院教育方法・生徒指導マネジメントコース1年の阪本景子さんが、公益財団法人上廣倫理財団の第33回上廣道徳教育賞(中学校・高等学校の部)で優秀賞を受賞しました。

[受賞論文]
阪本景子
「ウェルビーイングな社会の実現に向けて、様々な文化的背景をもつ人々と、調和と協調を追求する道徳科の授業〜豊かな未来の創造に想いを馳せる生徒の育成〜」
[受賞コメント]
この度は、私の研究が表彰を受けることとなり、大変光栄に思います。現代社会が抱える複雑な価値観の対立や衝突を乗り越え、調和と協調を重視した道徳科授業の実践方法を模索することが、本研究の主な目的でした。特に、生徒が自らの価値観を深く理解し、ウェルビーイングを実現する力を育むことができる教育方法の重要性を強調しました。
本研究を進める中で、道徳教育が単なる知識の伝達にとどまらず、倫理的な思考や社会的問題への意識を育てることができると実感しました。生徒たちが「共生」や「責任」の大切さ、そして価値観の形成をし、それを実生活に活かせるようになることを目指してきました。その結果、彼らが自らの行動を通じて社会に貢献する力を身につけ、より豊かな未来を創造する姿勢を養うことができたと感じています。
この研究の成果は、ひとえに多くの方々のご支援とご協力のおかげです。特に、現場での実践にご協力いただいた先生方や、生徒たちに感謝の気持ちを伝えたいと思います。今後も、道徳教育の実践を通じて、より良い社会を築くための研究を続けていきたいと思います。
改めて、このような素晴らしい賞をいただけたことに心より感謝申し上げます。