国立教育政策研究所による教育データサイエンス教育に係る取組についてのヒアリングがありました
8月29日(金)、国立教育政策研究所の「国立教員養成系大学・学部における教育データサイエンス教育に係る取組についての調査」に係る大学訪問およびヒアリングがありました。
これは、国立教育政策研究所が行っている「データ駆動型教育」に向けた教育データサイエンス教育についての調査研究の一環として行われたもので、国立教育政策研究所から、藤原文雄教育政策・評価研究部長、増子則義教育データサイエンスセンター長をはじめ、所外研究分担者4名、特別調査員1名の計7名の方が本学に来学され、本学側は森山学長、森理事・副学長、北﨑副学長・事務局長のほか、教育データサイエンス関係の授業を担当している、生活・健康・情報系教育コースの緒方思源准教授、先端教職課程カリキュラム開発センターの澤山郁夫准教授、理数系教科マネジメントコースの小川聖雄准教授の3名が出席しました。
当日は藤原教育政策・評価研究部長から調査の主旨・目的について説明が行われた後、森山学長から「兵庫教育大学における教育データサイエンス科目開発の経緯と現状」と題して説明が行われました。引き続き、学部授業科目「AI・データサイエンス基礎」について緒方准教授から、学部授業科目「教育データサイエンス」について澤山准教授から、教職大学院共通基礎科目「教育実践研究のためのデータサイエンス」について小川准教授から、各授業科目の実践報告が行われ、各授業科目の実践報告の後、活発な質疑応答、意見交換が行われました。最後に森山学長から「今後の教育データサイエンス教育の展望について」というテーマで説明が行われた後、藤原教育政策・評価研究部長からヒアリングの総括と教育データサイエンス教育を進めていく上での課題について意見が述べられ閉会しました。