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共通講義棟キャビネットリニューアル!

 本学広報戦略改革プロジェクトに設置されているキャンパスキュレーションプロジェクトチーム(リーダー:淺海真弓教授(芸術表現系教育コース))を中心に、共通講義棟(加東キャンパス)1階にあるキャビネットをリニューアルしました。
 それまでは課外活動団体が受賞した賞状などが飾られていましたが、キャンパスを「学びの博物館」へというコンセプトのもと、従前のキャビネット内に貼られていたクロスを剥がし、キャビネット自体のアンティークのような質感を活かしつつ、シンプルでナチュラルなキャビネットに仕上げました。
 現在、生まれ変わったキャビネットでは、教員養成フラッグシップ大学に指定されたことに伴い新設した授業科目「学習科学と授業のリデザイン」において学生が作成した成果物などを展示しています。

リニューアルしたキャビネット
作業する学生
木片を貼ったキャビネット下部
キャビネット右向かいの展示ケース

<淺海真弓リーダーから>
  このキャビネットは、「永遠に完成しないキャビネット」です。学生の皆さんの学修成果が展示されるたびに、その都度ちがった完成形が立ち現れるよう、あえて"遊び"と"余白"を残したデザインにしました。また、ここで今まさに学びが築かれているという臨場感を演出するため、内装の壁紙を剥がし素地を見せ、現場作業用の照明を用いました。
 ―と、少々格好をつけて申し上げましたが、実のところ当初からこのような明確な狙いがあったわけではありません。グループ内で議論を重ね行き詰まりを感じつつも、自分たちの手を動かして試行錯誤する過程のなかで、徐々にこのような方向性とデザインの核が見えてきたのです。
 その過程に興味を持ってくれた学生が手伝いに来てくれたり、フラッグシップのロゴマークのネオン管づくりを買って出てくれるなど、人が自然と集まり、協働が生まれる場にもなりました。ある意味、このキャビネットのフリーフォームなリフォームのプロセスそのものが多様な人々が協働し、柔軟に創造力を発揮して課題解決に挑む姿を体現しており、本学のフラッグシップが掲げる理念とも深く響き合っています。この「壮大な未完のキャビネットプロジェクト(?!)」に次に参画することになる、学生の皆さんの学びの成果に大いに期待しています。

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