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本学修了生及び教員が日本質的心理学会第19回大会において大会優秀賞を受賞しました

 本学大学院学校臨床科学コース(現 教育方法・生徒指導マネジメントコース)修了生(令和4年3月修了)で、現在、加西市立善防中学校に勤務する福本佳将さんと、教育方法・生徒指導マネジメントコースの山中一英教授が、日本質的心理学会第19回大会の大会優秀賞(口頭発表)を受賞しました。

〔受賞コメント〕
 「能力」を例にとります。人間はこれを身体の内側にもともと持っていて、それがそれぞれの行動や心理を因果論的に決定するという考え方は、「個体主義パラダイム」などと呼ばれます。社会に広く行き渡る素朴な見方なのかもしれません。これに対して、まずあるのは他者や道具などとの関係で、そうした関係の中で「できる」とか「できない」とかが事後的に一時的に構成されるという考え方があります。これが「関係論」です。このような関係論の考え方は、人々の暮らしにどんな転換をもたらすでしょうか。私たちは、学校教育の場で「関係論的パラダイム」を展開してみたいと考えました。その可能性を試みたのが、この研究です。このたびの受賞を励みに、これからも理論的に実践的に研究を積み重ねていきます。

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〔受賞となった発表〕
福本佳将・山中一英
「学校教育における関係論的パラダイムの展開可能性―中学校のバスケットボール部をフィールドにした実践の試み―」

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