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芸術表現系教育コース/小学校教員養成特別コースの前芝武史教授が「美術解剖学展」を開催します

 芸術表現系教育コース(美術)/小学校教員養成特別コースの前芝武史教授が、本学講堂ホワイエにて、アカデミック造形研究プロジェクト第4弾「前芝武史の世界と美術解剖学展」を開催します。

アカデミック造形研究プロジェクト第4弾「前芝武史の世界と美術解剖学展」

会期:令和5年5⽉29⽇(⽉)〜6⽉3⽇(⼟)9:00〜17:00
場所:兵庫教育⼤学講堂ホワイエ

本展に関する問い合わせ先:前芝武史 maeshiba(あっと)hyogo-u.ac.jp ※(あっと)は@に置き換えてください

前芝武史研究室HP
https://takeshimaeshiba.p-kit.com/?mode=pc
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Instagram
https://www.instagram.com/takeshimaeshiba/

前芝武史・アタリサオリ公開制作 with 海⽃ 6⽉3⽇(⼟)12:00〜

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前芝武史教授コメント

 粘⼟の団⼦を「並べる、積む、組む」。⼤学に赴任して19年になりますが、私の制作研究、即ち作品は、全てこの事柄が根底にあります。難解なことでは全くありません。何故なら、前芝の⼤学での研究テーマは、⼩学校低学年における造形指導で強調される事柄だからです。塊による形態構成、そこから実に様々な形が⽣まれ広がっていきます(Maeshiba Method of Modeling Mass)。
 優れた学問は芸術性を強め、優れた芸術は学問性を帯びると聞きます。また造形芸術は実に様々な学問の種であり、また応⽤の場でもあります。その様な中、私は⾃らの考え(Maeshiba Methodの形態構成)を、美術解剖学分野に応⽤することで、構造を理解し、構成を考えるという⼿法で、学問や学術研究の中⼼性を世に広く伝えていこうと考え、その過程で様々なものが⾒えて参りました。
 塊の構成原理から⾒えてきた造形要素、造形のロジカルな側⾯、感性以外の悟性・理性といった⼈間の感受と思考のシステム、構造と構成、初歩と基礎や基本、空間芸術・時間芸術、教育⽅法・教授法、授業デザイン構築法、学問論...。
 今回の展覧会・公開制作は、そうした内容や、私が⼿掛けた彫塑作品や素描、デザイン作品に加え、非常に⼤きな反響を呼んだ、美術解剖学会⼀般講演(東京藝術⼤学)、美術科教育学会企画120分セッション講演(神⼾⼤学)や、私の⼤学での授業内容の⼀部等、多岐にわたる内容を公開できればと思います。
 ⽇展・⽩⽇会展では「国⽴新美術館」、⽇彫展では「東京都美術館」、そして私個⼈の活動に関しましては、平素は「重要⽂化財・⼤阪市中央公会堂」を活動拠点としていますが、今回は思い切って勤務地、兵庫教育⼤学を選びました。どうぞ皆様、緑豊かな兵庫教育⼤の魅⼒に触れつつ、展覧会・公開制作にお越し下されば幸甚です。
 また、6月3日(昼12:00~15:30)の公開制作では、私に加え、アカデミック造形研究プロジェクト副理事⻑の画家・アタリサオリ⽒と、同プロジェクト幹事の美術解剖学モデル海⽃⽒を招聘します。制作を公開しながら、造形のロジカルな側面について徹底的に分かり易く解説し、造形の本質や基礎が体系的に理解できるよう努めさせていただきます。多数のご来場をお待ちしております。

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