入試情報 大学紹介

学部・大学院

キャンパスライフ 国際交流
search資料請求menuclose

長岡文雄氏関係資料が寄贈されました

 7月3日(月)、長岡文雄氏のご息女である横山ひろみ氏から、我が国の教育史に多大な功績を残した「社会科」の著名な実践家であり、本学にもゆかりの深い長岡文雄氏(1917-2013)の遺した資料約800点が本学教材文化資料館に寄贈されました。
 この日、本学を訪問した横山氏と資料の収集整理に関わった中村哲本学名誉教授に対して加治佐学長から感謝状を贈呈しました。

 長岡文雄氏は、昭和18年から55年まで、奈良女子高等師範学校附属小学校(現・奈良女子大学附属小学校)で教鞭をとり、現在の総合学習や生活科のモデルとなった"奈良プラン"の策定に関わるとともに、それに根ざした独自の社会科教育実践を展開した実践家です。
 昭和55年以降は、新設の兵庫教育大学附属小学校の副校長や兵庫教育大学教授を歴任し、本学にも多大な功績を残しました。
 その長きにわたる実践は「長岡実践」と呼ばれ、後代の実践家に大きな影響を与え続けています。
 また、その研究も盛んに行われており、アクティブ・ラーニングやPBL(問題解決型学習)の推進が叫ばれる近年、その先駆ともなった「長岡実践」の意義はいよいよ高まりつつあるともいえます。

 今回寄贈されたのは、長岡氏が実践活動の中で作成された学習指導案や授業のアイデア等を記した直筆の資料、氏が指導した児童の作文や日誌、授業写真や授業の音源等、オリジナルな資料群であり、現在、教材文化資料館においてその受入・整理作業を進めるとともに、長岡文雄氏関係資料のデジタルアーカイブ化に向けた基金を募集しています。
 ぜひご協力いただけましたら幸いです。

topics_20230706_1.png
topics_20230706_2.jpg



教材文化資料館収蔵資料のデジタルアーカイブ・プロジェクト
https://www.hyogo-u.ac.jp/kikin/digital.php

PAGE TOP