令和6年度兵庫教育大学教員養成フラッグシップ大学コンソーシアム報告会を開催しました
2月14日(金)、令和6年度兵庫教育大学教員養成フラッグシップ大学コンソーシアム報告会を対面とオンラインのハイブリッド方式で開催しました。報告会には、連携機関をはじめ、他の教員養成フラッグシップ指定大学など、120人の参加がありました。
本コンソーシアムは、本学の教員養成フラッグシップ大学構想に参画する民間企業11社、国公私立大学12大学、研究機関、教育委員会・学校、教育行政関係機関、NPOなど23機関、合わせて46機関と緊密に連携し、本学の「先端教職課程カリキュラム開発センター」を中心に、先導的革新的な教職科目の開発に取り組み、今年度(令和6年度)入学の学部1年次生から新しいカリキュラム4科目を開講しています。
報告会は、加治佐哲也学長の挨拶により開会し、文部科学省総合教育政策局教育人材政策課 後藤教至課長の来賓挨拶では、教員養成の在り方改革に向けた文部科学省の動向と本事業の成果を全国展開していくことの重要性が強調されました。
続いて、先端教職課程カリキュラム開発センター 吉水裕也センター長から事業の進捗報告が行われました。その後、先導的革新的な教職科目開発の4つのテーマ(学習観の転換、インクルーシブ、STEAM・EdTech・データサイエンス、連携協働)に沿った分科会を行い、本学担当教員(山中一英教授、岡村章司教授、森山潤教授、永田智子教授、川上泰彦教授)から各テーマに基づく教職科目開発の内容・経緯、企業連携等について説明が行われた後、参加者との活発な意見交換が行われました。
分科会終了後の全体会においては、それぞれの分科会の内容について、立命館大学 森田真樹教授、兵庫教育大学 小川修史教授、大分大学 中原久志准教授、大阪教育大学 田中真秀准教授から共有が行われました。
最後に、文部科学省総合教育政策局教育人材政策課教員養成企画室 小倉基靖室長から、フラッグシップ大学3年目において、授業の実践だけでなく、学生の授業評価まで明らかにした本学のスピード感を高く評価し、文部科学省においても今後の検証の重要性や全国展開への課題を指定4大学と連携しながら、よりよい教員養成大学の在り方に繋げていきたいと総評が述べられました。
兵庫教育大学は、引き続き、参画機関との協働をより一層進め、社会の要請に応える先導的な教職課程カリキュラムをアジャイル型で開発・実施・評価・改善を行い、教員養成フラッグシップ大学としての役割を果たしてまいります。



(先端教職課程カリキュラム開発センター長)
による進捗報告





分科会での内容共有

分科会での内容共有

分科会での内容共有

分科会での内容共有

進捗報告 「自律した学習者を育てる教師の養成プログラム開発の概要」 | 資料 |
分科会1 「学習科学と授業のリデザイン」の開発-〈学習観の転換について考えるコミュニティ〉(特別セッション)として- | 資料 |
分科会2 「インクルーシブ教育基礎論」(開講)の実践 | 資料 |
分科会3 「ICT・情報・データ利活用科目」(開講)、「STEAM教育科目」(試行)の実践 | 資料 |
分科会4 「子どもの安全と学校組織」(開講)の実践 | 資料 |
兵庫教育大学先端教職課程カリキュラム開発センター(教員養成フラッグシップ大学指定事業)
https://www.hyogo-u.ac.jp/c-tex/