社会系教科マネジメントコース小倉拓郎准教授が2nd Geogames Symposium 2025においてBest Paper Awardを受賞しました
6月9日(月)・10日(火)にアイルランドで開催された2nd Geogames Symposium 2025: Connecting Communities through Games and Playにおいて、Best Paper Awardを受賞しました。
本研究内容は、ドローンを用いた写真測量から3Dモデルを作成し、VR空間内で表示させ、その中でアバター同士がコミュニケーションをとりながらバーチャルフィールドワークを行い、その効果を検証したものです。

[受賞プロシーディング]
飯塚浩太郎(筆頭著者/東京大学)、山内啓之(立命館大学)、小倉拓郎
「Avatar Movement as Learning Data : Quantifying Immersive Geography Fieldwork in the Metaverse」
[小倉准教授の受賞コメント]
共同研究者と一緒に進めているバーチャルフィールドワークの研究が学術的に評価されて、非常に嬉しいです。本学でも、この論文の手法を用いた授業実践を行っています(例:VR空間でバーチャルフィールドワークを実施しました(授業実践(地誌学概説)))。遠く離れた場所のバーチャルワールドへ気軽に入り、観察を楽しむことで、学習のモチベーションを高めたり、現地では観察しきれない箇所を丁寧に見たりすることができます。今後は、体験者がどのようなところに注目したり、どのような行動パターンを行っているのかについて、さらに詳しく研究を進めていきたいです。