本学修了生が日本産業技術教育学会奨励賞を受賞しました
8月23日(土)、本学大学院生活・健康・情報系教育コース修了生の熊倉誠さんと尾花和哉さんが日本産業技術教育学会奨励賞を受賞しました。
この賞は、主として小学校・中学校・高等学校・中等教育学校等の教員で、優れた研究をなし、同学会誌に発表した方に与えられる賞です。

[受賞コメント]
この度、日本産業技術教育学会より、奨励賞を頂き、大変光栄に思います。本研究では、「中学校技術・家庭科技術分野における生徒のエンゲージメントを把握する測定尺度の開発」を行い、開発した測定尺度を用いて、技術分野の内容の一つである、「『D情報の技術』(2)における生徒のエンゲージメントを高める授業の実践と評価」を行いました。それぞれの研究の成果を通して、今後の中学校の技術科教育の方向性や、中学校での技術の授業づくりにおいての一助となれば、とても嬉しく思います。本研究を進めるにあたり、これまで支えてくださった多くの方々のおかげで今回の賞を受賞することができました。本受賞を励みとして、引き続き、兵庫県の教育に携わる者として、取組を進めて参りたいと思います。(熊倉 誠)
この度、日本産業技術教育学会より奨励賞を頂きましたこと、心より感謝申し上げます。
本研究では、小学校プログラミング教育の実践をデザイン思考の視点から整理し、STEAM教育の本質に迫る授業づくりを目指してきました。児童の授業中のデザイン思考の働きを可視化する「デザイン思考尺度」の開発や、実社会の課題に向き合う「小学校STEAM教育の授業実践」を通じて、子どもたちの可能性が広がっていく瞬間に立ち会えたことは、何よりの喜びです。今回の受賞は、これまで支えてくださった皆様、そして日々真剣に学びに向き合う子どもたちへの大きな励ましであると考えています。今後も、未来を担う子どもたちの学びと成長を支えるため、引き続き尽力してまいります。(尾花 和哉)