社会系教科マネジメントコース小倉拓郎准教授がエディテージ・グラント2025において次点を受賞しました
10月3日(金)、社会系教科マネジメントコース小倉拓郎准教授が、若手研究者向け助成金プログラム「エディテージ・グラント2025」において、次点を受賞しました。
このプログラムは、若手研究者に経済的支援、メンターシップやキャリアガイドを提供することを目的としたものです。

[受賞コメント]
今回「災害の記録と記憶を次世代にどう繋げていくのか?高精細地形情報を活用した基礎研究と教育・アウトリーチに関する研究」といった内容で、若手研究者向け助成プログラム「エディテージ・グラント2025」に応募し、次点受賞となりました。本研究助成において、記憶に新しい災害(令和6年能登半島地震、参照1)と記憶から消え去ってしまった災害(愛知川の猿尾、参照2)の2つを比較しながら、地理学の研究者の立場からどのように災害に関する内容の伝承ができるかについて検討したエッセイを書きました。本研究の応募に際し、地理学・地形学における基礎研究と地球科学教育やアウトリーチの両面から検討し、自分の災害に対する考え方を整理するよい機会になりました。いただいた助成金を用いて、さらに研究成果を国際的に発信できるよう努力していきたいと思います。
- 参照1 【プレスリリース】令和6年能登半島地震で変化した地形の高精細3Dデータを公開 -災害・地形の基礎研究や環境教育・防災教育の教材として活用可能-(社会系教科マネジメントコース小倉拓郎准教授)
- 参照2 【プレスリリース】滋賀県東近江市で伝統的な治水施設「猿尾(さるお)」を再発見-ドローン測量、歴史資料、インタビュー、フィールドワークの成果を統合-(社会系教科マネジメントコース小倉拓郎准教授)
エディテージ・グラント2025
https://www.editage.jp/blog/grant/