還暦野球を通して生涯スポーツを考える 《竹本 武志さん》
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著者 |
竹本 武志教育内容・方法開発専攻 行動開発系教育コース平成25年3月修了(第32期) |
発行 | NPOスポーツアカデミーShine | |
サイズ | A4判・162頁 | |
発行年月 | 2014年2月発行 |
著者・著書の紹介
著者は地域の軟式野球チームに入り,30年以上プレーしてきて現在,還暦野球チーム「三田プリンス」(三田市)で主戦投手を担う。自身の経験を見つめ直そうと兵庫教育大学大学院に入学し,スポーツ教育の歴史や幼少期の運動経験の影響などを学び,修士論文では還暦野球を通じた生涯スポーツのあり方を選んだ。
著書では,兵庫還暦野球連名所属19チームにアンケートを実施し,40代までに野球を中断した人が55%に上がった原因を分析している。生涯にわたりスポーツを楽しむための課題として,学校の部活動を卒業した後の受け皿不足を指摘。「地域のスポーツクラブ創設・育成が急務だ」と結論づけている。
目次
第1章 序論
第1節 研究の背景と目的
第2章 研究の方法
第1節 還暦野球の歴史とルールについて
第2節 還暦野球選手への質問紙調査
第3章 還暦野球選手に対する質問紙調査結果
第1節 回答者の属性
第2節 学校時代のスポーツ経験と頻度に関する調査結果
第3節 スポーツ活動の継続年齢
第4節 還暦野球参加者の健康意識調査結果
第5節 野球参加の動機・目的に関する調査結果
第4章 考察
第1節 子ども時代のスポーツ経験
第2節 スポーツ継続年齢
第3節 スポーツ参加の動機・目的
第4節 スポーツ参加の動機・目的のクロス集計
第5節 還暦野球は自分が主人公
第5章 結論
第1節 結論
第2節 今後の課題
謝辞
参考文献
付録:還暦野球選手への質問紙調査用紙および自由記述回答
付録の付録:還暦野球現場リポート