明治の音楽教育とその背景 《前田 紘二さん》
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著者 |
前田 紘二教科・領域教育専攻 芸術系コース(音楽)平成2年3月修了(第9期) |
発行 | 竹林館 | |
サイズ | A5判・並製・本文245頁 | |
発行年月 | 2010年10月20日発行 |
内容 「はじめに」より抜粋
明治期、それは国をあげて近代化への道が模索される、まさに激動の時代であった。その激動の時代に、しかし、明治の先覚者たちは近代学校教育を構築し、またわが国に、学校音楽教育をもうち建てていったのである。明治の先達のそうした尊い努力の軌跡は、現代の教育関係者にも、改めて深い感銘と、同時に責任感をも呼び起こさずにはおくまい。
目次
はじめに
第Ⅰ部 学校音楽教育の出発
第 1章 学校教育建設の過程
第 2章 音楽取調掛の成立と発展
第 3章 明治初期の音楽教育論
第Ⅱ部 洋楽の進展と音楽教育の変容
第 4章 開化政策と洋楽の導入
第 5章 洋楽の振興と普及
第 6章 教育政策の変化と音楽教育
第Ⅲ部 音楽教育の普及と変貌
第 7章 軍事体制下の音楽教育
第 8章 戦捷下の音楽教育
第 9章 教育原理の拡張と音楽教育
第10章 明治末期の音楽教育
おわりに
参照ならびに引用文献