やりたいことを存分に《安若 優梨子さん》
![]() |
安若 優梨子 さん
|
私は音楽教諭になるのが夢で、音楽大学に進学しました。
大学時代は、中学から始めたサクソフォーンを専攻し、プロを目指す仲間と、朝から晩まで練習に励んでいました。
「美しい音楽を奏でる」「音楽で楽しんでもらう」ということは、その裏で何倍もの努力と練習を積み重ねることが必要でした。私は音大生としてプライドを持ちながら、毎日音楽を追求していました。
しかし、音大生として目の前のことを必死で取り組んでいたからこそ、音楽教員になる自分はいつしか遠い存在となっていました。今のままじゃ教壇には立てない、もっと音楽教育を追求したいと思い、大学院進学を決意しました。
こうして進学した兵庫教育大学大学院では、音楽教育、その他今後の教育に役立つ(総合芸術、LGBT問題、ICT教育etc...)勉強を幅広く学習し、充実した毎日を過ごしています。また、現職の先生方との交流や、学会に足を運んでコミュニティを広げ、今では全国で心強い先輩方と知り合う事もできました。
大学院に来て1年。より教員になりたい気持ちが強くなっていると同時に、ここでの学びを来年から存分に活かしていきたいと思っています。大学院での全ての経験は、大きな財産です。
大学院研修旅行(2019年9月 フィンランドにて )