わたしが大学院に進学した理由《山岸 栞茄さん》

山岸　栞茄　さん 大学院学校教育研究科修士課程 人間発達教育専攻 生活･健康･情報系教育コース

私が大学院に進学した理由は、特別支援教育に興味がありもっと深く学びたいと思ったからです。私は学部生の時から兵庫教育大学に通っており、授業・実習・ゼミなどで学んでいくうちに、障害のある子に対してどんな支援があればその子のモチベーションがあがるのだろうと考えることが楽しいと感じるようになってきました。実際に、学部生の時のゼミでは障害当事者をもつ保護者に焦点を当てた研究をしていました。そして、まだ研究したいという気持ちから、大学院に進むことを決断し、学部生の時からお世話になっている小川ゼミに所属したまま、特別支援教育についての講義を受けています。

また現在は、障害当事者に焦点を当て、どういった支援があれば良いか検討を行う研究をしています。2年間という長い時間をかけて研究を進めているので、日々の成果が目に見えず落ち込むこともありますが、これはどうなんだろう、こういう風になれば良いのではないかと試行錯誤することに楽しさを覚えるようになってきました。
現場に出ても、こういった風に試行錯誤しながら子どもとともに成長できる教員になりたいと思っています。