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在学生からの大学生活短信

「充実⇔幸せ」の大学院生活 《中野 淳さん》

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中野 淳 さん

大学院学校教育研究科修士課程
人間発達教育専攻
学校心理・発達健康教育コース

大学院に進みたいと思ったのは、教師になって2年目のことでした。自分が思い描いていた教師生活とはまったく違った毎日。「大学生だった4年間でいったい何を学んできたんだ。」と、自分の甘さを感じたことを思い出します。それでも、子どもたちと過ごす毎日は忙しくも楽しく、大学院へ行く機会を見逃してばかりいました。しかし、本年度、やっと大学院へ進むことができました。

自分の教師力を向上させるため、学校心理学・発達健康教育コースを希望しました。子どもたちの「心・行動」について理解力が高まれば、少しでも困っている子どもたちを楽にしてあげることができるのではないかと考えたからです。このコースには、同じように学校現場を経験している人も多く、少し話すだけですごく勉強になります。ゼミの中での同じような研究テーマ持っている仲間同士の話し合いでは、圧倒されるものがあります。

今、自分が興味をもって取り組んでいる研究は、簡単な言葉でいうと「モチベーション」「やる気」です。子どもたちのやる気を引き出す「理論にはどのようなものがあるのか」「どのように実証されてきたのか」。そして、そのことが「どのような成長を生むのか」。調べてまとめることは大変ですが、これがとても面白い。そして、自分の研究としてどのように広げていくのか頭を悩ませている毎日です。

nakano3-thumb-300x215-830.jpgさて、大学院生活で1番有難いと思うことは、時間計画をしっかり立てられることですね。仕事をしている頃は、計画していても予定外の仕事が次々に入り、思うように時間を使うことが出来難い状況でした。しかし、大学院では、しっかり授業時間と研究時間、自分の時間を分けて使うことができ、忙しいながらも心に余裕を持って生活を送ることができています。もともと体を動かすことも音楽を楽しむことも好きだったので、そうした健康や心の充実は、幸せな時間のように感じます。そして、教師として現場を経ての大学院だからこそ、この2年間の充実という幸せを感じているのだと思います。

授業のひとコマひとコマ、教授の話を聞き学んでいく新発見の充実。研究に没頭し、論文や本を読みまとめる好奇心の充実。仲間と一緒に走ったりキャッチボールをしたりする爽やかな汗、音楽と共に過ごす心の充実。この2年間の幸せな時間の中で得たものを、現場へ帰った時に還元することが私の目標であり、成長した教師力と人間力で子どもたちを幸せにすることが2年後の私の充実です。

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