小学校教員養成特別コースの紹介 《尾上 亮さん》

私たち、小学校教員養成特別コースは、3年制という長期在学制度を活用して、実際に小学校現場で活かすことの出来る実践的な指導力を培うと共に、その指導力を裏付けする多岐にわたる専門的な知識を学び、自分の個性を活かした魅力のある先生になれるように日々精進しています。

コースの学生の経歴は、社会人を経て入学してきた人や、大学時代から教職を学び、中学校・高校の一種免許を取得して入学してきた人など、十人十色ですが、１つの対象に対して、多種多様な意見を交えることができ、固定観念にとらわれているようなものの見方ではなく、より多角的なものの見方を持つことが出来ます。

また、このコースの一番の特長である実地研究では、12週間という期間を現場である小学校で学ぶことによって、現場の先生から多くのことを学び、自分自身の実践力を高め、自分の実践を省察・改善できる能力を身に付けることができます。

これらの学習活動を通して、私たちは時代に即した小学校教員に求められる資質・能力を身に付け、子どもに教育的愛情や専門的知識を持って接することができるように励んでいきたいと思います。