小学校学級担任のダンドリ仕事術 《村上 仁志さん》
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著者 |
村上 仁志学校教育学専攻 臨床心理学コース平成23年3月修了(第29期) |
発行 | 学研教育みらい | |
サイズ | 単行本:160ページ | |
発行年月 | 2019年3月12日発行 |
経験の浅い教員の採用急増によりベテラン教員の技を若手に伝えるのに適した本書です。中堅教員の指導力のふりかえりとブラッシュアップに役立つ本です。
経験の浅い教員から学年主任等で経験の浅い教員を指導するときに伝えきれない部分を本書を介して伝えることができます。
「何を聞けばいいかすら分からない」となりがちな初任者が「これをすればいい」に変えていける本書です。
書き込むことで学校の実態に応じた内容に変更可能です。
次年度以降の改善と自身がベテランになったときに、本書をもとに学年会をひらけば、暗黙知を捕捉するなどで指導の省力化にもつながります。
〈目次〉
1年間の業務の見通しをもとに、以下の3つのテーマで、学級経営における主な業務を分類し、各業務に取りかかりやすい配列にしています。
本書は、もくじに掲載している項目から、欲しい情報を選んで読むことができる単元別の構成にしています。
手元に置くほどに学級の問題解決に役立ちます。
Chapter1 新年度スタート前後の仕事術
準備も業務も多い新年度を効率良くスムーズにこなすためのダンドリをプロセスに沿って紹介しています。
Chapter2 日々の学級経営の仕事術
混乱やトラブルを防ぎ、楽しく有意義な学級経営を行うために、さまざまな場面に応じたダンドリを紹介しています。
Chapter3 時期ごと・行事ごとの仕事術
行事や特別活動、保護者対応や所見の作成等、新人教師にとってより理解を深めておきたいダンドリを紹介しています。
〈著者の紹介〉
小学校教諭。臨床心理士。大阪教育大学小学校課程理科専攻、小学校教諭として働く。その後、学校現場で働きながら兵庫教育大学大学院にて、臨床心理学を学ぶ。平成24年には、独立行政法人教員研修センター海外派遣にてニューヨーク州を中心とした生活指導・教育相談研修を経験する。さらに、平成29年コアサイエンスティーチャー(CST:理科教育を推進する中核教員) G-2取得。また、エネルギー教育モデル校運営代表として携わり、平成31年電気新聞社主催エネルギー教育賞優秀賞を受賞。2012年より教育漫才によりNHK報道、毎日小学生新聞、産経新聞他の教育実践取材も多数受ける。市教育委員会初任者研修の講師を務めるなど活躍中。