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教師の総合的力量形成―学習指導と生徒指導の統合に向けて―（国立大学法人兵庫教育大学教育実践学叢書７）
学習指導と生徒指導を統合する教師の総合的な力量形成を目指す教育方法・生徒指導マネジメントコースでは、このたび、コース教員が取り組んできた理論と実践を往還する研究の成果を図書として刊行しました。
学校教育に関する現代的課題をふまえつつ、日々の授業や学級経営、学校の課題解決に役立つヒントや新たな視点を多数収録しています。
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編著 ：松本 剛・ 隈元 みちる出版社 ：ジアース教育新社 発行年月 ：2024年４月 ISBN ：978-4-86371-680-3
- 目次
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第Ⅰ部 教師の総合的力量形成
序章 教師の総合的力量形成の必要性（松本 剛）
第１章 学習指導と生徒指導の統合-兵庫教育大学大学院教育方法・生徒指導マネジメントコースにおける学び-（徳島 祐彌・松田 充）
第Ⅱ部 教師の力量形成の実際
第２章 若手教員と先輩教員の関わりによる力量形成-メンタリングの考え方に基づいて-（宮田 佳緒里）
第３章 教員組織に現在するメンタリングの課題と今後の展開可能性-対話のプロセスに焦点をあてた考察の試み-（山中 一英）
第４章 ロジャーズの中核３条件による「ファシリテーターとしての教師」の検討-アスピー尺度（簡易版）を用いた授業事後研修-（松本 剛・尾前 賢哉）
第５章 ポジティブ心理学と教員養成-教員養成課程学生の「児童生徒の強みを見出し活かす力」の育成-（森本 哲介）
第６章 学校で行う「未来語りのケース会議」-「チーム」として児童生徒支援に取り組むために-（隈元 みちる）
第Ⅲ部 学校教育の諸課題と教師の力量形成
第７章 「新たな資質・能力」の育成を効果的に進めるカリキュラムマネジメント-兵庫教育大学附属中学校のクロスカリキュラム実践に学ぶ-（伊藤 博之・田原春 幸誠）
第８章 手続き的公正を活かした学級集団づくり-フェアな決め方のススメ-（竹西 亜古）
第９章 「自己」の表出を捉え直すことから得られる道徳科への示唆-西田幾多郎の純粋経験論を手掛かりとして-（三宅 浩司・谷田 増幸）
第10章 兵庫県における人権教育資料『ほほえみ』改訂の経緯とその構想（今川 美幸・谷田 増幸）
第11章 道徳科授業における教師の自己省察の在り方-MTSS活用による授業力量向上の試み-（淀澤 勝治・門脇 大輔）
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