「HADによる心理統計入門 ~Excelではじめるデータ解析~」 https://www.tokyo-tosho.co.jp/02439/(東京図書株式会社ウェブサイトへリンク)
Excelで動作するフリーの統計分析ソフトHADを用いた心理統計入門書! 本書の特徴は「A HADの使い方から学ぶ」と、「B 分析の考え方から学ぶ」を分けて解説するスタイル。例えば、「A」で初学者がつまずきがちな推測統計の考え方については、「B」にて(素の)Excel の関数だけで計算する方法を交えながら解説するので、自分の習熟度に合わせて自由に読むことができます。他にもソフトの便利な使い方をまとめたTipsや、補足解説のコラムなども多数収録しました。(東京図書株式会社ウェブサイトより引用)
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著者 : 澤山郁夫・上田紋佳・杉澤武俊 出版社 :東京図書 発行年月 :2025年5月 ISBN :978-4-489-02439-9 C3011
- 目次
A. HADの使い方から学ぶ
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⚫HADの導入 ・HADとは ・HADのダウンロード ・テンプレートとしての保存 ・テンプレートからの新規作成 ・データセットの入力 ・csvファイルからのデータ読み込み ・使用するデータセットの切り替え ⚫基本的な分析 1.データの要約 1-1:要約統計量 1-2:箱ひげ図 1-3:ヒストグラム(正規性の検定を含む) 1-4:度数分布表(一様性の検定を含む) 1-5:散布図(単回帰分析と回帰係数の検定を含む) 1-6:クロス表(対応のない比率の差の検定を含む) 1-7:群ごとの統計量 1-8:バブルチャート 2.差の検定 2-1:平均の推定 2-2:平均の差の検定(対応なし) 2-3:平均の差の検定(対応あり) 2-4:順位の差の検定(対応なし) 2-5:順位の差の検定(対応あり) 3.変数間の関連性 3-1:相関分析 3-2:順位相関分析 3-3:項目分析(α係数) 3-4:セルごとの度数 ⚫発展的な分析 1.2要因以上の計画の分散分析 1-1:2要因参加者間計画の分散分析 1-2:2要因参加者内計画の分散分析 1-3:2要因混合計画の分散分析 2.因子分析
B. 分析の考え方から学ぶ
⚫推定の基本的な考え方 1.母集団と標本 2.点推定と区間推定 2-1:点推定と不偏性 2-2:区間推定と信頼区間 2-3:母平均の信頼区間の求め方 2-4:正規分布 2-5:標本分布と標準誤差 2-6:標本平均の標本分布の性質 2-7:母平均の信頼区間の推定原理 ⚫統計的仮説検定の基本的な考え方 1.統計的仮説検定の概要 2.正確二項検定 2-1:正確二項検定とは 2-2:今回扱う事例と帰無仮説 2-3:p値の計算手順 3.2つの比率の差の検定とデータの対応の有無 3-1:正確二項検定と2つの比率の差の検定の違い 3-2:データの対応の有無とは何か 4.対応のない2つの比率の差の検定 4-1:今回扱う事例 4-2:帰無仮説 4-3:p値の計算手順 5.対応のある2つの比率の差の検定(マクネマー検定) 5-1:対応のある2つの比率の差の検定=正確二項検定 5-2:今回扱う事例 5-3:帰無仮説 5-4:p値の計算手順 5-5:(参考)別の考え方(χ2統計量を用いた近似検定) 6.2つの平均値の差の検定とデータの対応の有無 7.対応のない2つの平均値の差の検定 7-1:今回扱う事例 7-2:帰無仮説 7-3:p値の計算手順 8.対応のある2つの平均値の差の検定 8-1:今回扱う事例 8-2:帰無仮説 8-3:p値の計算手順 9.1要因参加者間計画の分散分析(対応のない3つ以上の平均値の差の検定) 9-1:今回扱う事例 9-2:帰無仮説 9-3:p値の計算手順 10.多重比較 10-1:多重比較の必要性 10-2:今回扱う事例 10-3:多重比較の種類 10-4:Bonferroni法による多重比較 11.1要因参加者内計画の分散分析(対応のある3つ以上の平均の差の検定) 11-1:今回扱う事例 11-2:帰無仮説 11-3:p値の計算手順 12.2要因参加者間計画の分散分析 12-1:2要因参加者間計画の分散分析とは 12-2:今回扱う事例 12-3:帰無仮説 12-4:p値の計算手順 12-5:交互作用の可視化 12-6:交互作用の下位検定およびその計算手順 付録 付録A 本書の内容に関連する基本的なExcelの演算子および関数一覧 付録B ピボットテーブルの利用例 付録C いくつかの変数の分布が正規分布に近づく理由
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