連携協力校
連携協力校とは
教職大学院は,実習その他教職大学院の教育上の目的を達成するために連携協力を行う学校等を必要としています。この連携協力を行う学校等を連携協力校といいます。
現在,兵庫県内の200を超える公立小学校,中学校,義務教育学校,高等学校,幼稚園,適応指導教室等が連携協力校として本学と協定を締結しています。また,各都道府県から派遣されている現職教員である学生の現任校についても,原則として連携協力校となります。
連携協力による共同研究とは
大学院学生の実習(実地研究)を通して,大学と学校現場等が今日的な教育研究課題などに共同して取り組む活動を「共同研究」として位置づけ,双方にとってメリットのある研究活動を推進します。
共同研究テーマとしては,次のようなものが考えられます。
- 一人ひとりの教員の指導力を向上させるため,校内研修をどのように推進するか
- 教育活動の効果的な推進を図るため,学習環境の整備をどのように進めていくか
- 一人ひとりの児童・生徒の学習成果をどのように評価し,評価結果を教育指導にどう活かすか
- 児童・生徒が望ましい人間関係を形成していくための集団活動をどのように指導するか
- 「道徳の時間」を教科・特別活動とどのように関連づけて指導計画を立案するか
連携協力校では
学生の実習を通して,大学と共同研究を行い,大学院学生の持つ活力を教育活動に活用できるとともに,大学とのネットワークの形成や学校現場に役立つ大学の教育研究情報が得られます。