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兵庫教育大学教育実践学叢書6「教員の職場適応と職能形成」が刊行されました

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「教員の職場適応と職能形成 教員縦断調査の分析とフィードバック」
https://www.kyoikushinsha.co.jp/book/0569/index.html
〔ジアース教育新社サイトより〕
教員のキャリア形成や働き方などに関心を持ち,研究成果のフィードバックをとおして学校・教育行政の改善を志向する研究者たちによる研究成果である。日本の公立学校における教員の職能成長・職場適応についての課題を整理するとともに,教員の力量形成,組織適応,メンタルヘルス,学校組織の協働・リーダーシップ,学校における働き方などに関して,幅広くデータ収集を行い,多面的な分析をふまえて教員の職場適応と職能形成を検証・考察した一冊。

〔兵庫教育大学叢書〕
兵庫教育大学における実践的な研究成果を広く社会に発信し,学校教育現場や教育委員会等の直面する課題の解決に資するとともに,教育実践学の発展に向けて,2012年から「兵庫教育大学教育実践学叢書」を出版しています。

本学執筆者 :川上泰彦(序章・第6章・第11章・第13章・終章),當山清実(第12章)
編著者   :川上泰彦 編著
出版社   :ジアース教育新社
発行年月  :2021年1月
目次

序 章 教員の職場適応と力量形成―教員人事制度はどう影響するか
第1節 課題設定
第2節 教員の適応・能力形成の「日本的特質」
第3節 「日本型」教員人事制度から導き出される研究課題
第4節 教員の適応と健康・能力形成の分析―我々の研究計画と本書の構成
第1章 教員の職能成長と職場適応に関する研究の展開と課題―アメリカの研究動向に焦点をあてて
第1節 はじめに
第2節 教員の「職能成長」に関連する研究動向
第3節 教員の「職場適応」に関連する研究動向
第4節 小括
第2章 研究とデータの全体像
第1節 調査概要
第2節 データの概要
第1部 分析編 <1>初任期教員の適応と健康・力量形成
第3章 初任期教員の勤務実態と職能成長
第1節 はじめに
第2節 初任期教員の勤務実態と職能成長の変容
第3節 主観的な職能成長・職場適応と上司・同僚関係
第4節 本章のまとめと今後の展開
第4章 初任期教員のストレスと適応感―パネルデータを用いた分析
第1節 問題の所在と本章の目的
第2節 調査概要
第3節 分析結果の提示と解釈
第4節 考察と本章のまとめ
第5章 初任教員の心身の健康に対する長時間労働の影響―非従来的な識別戦略と内生性・非線形性・異質性
第1節 問題の所在
第2節 長時間労働の影響の分析における識別戦略
第3節 分析
第4節 結論と今後の課題
第6章 第1部小括―初任期教員の適応と健康・力量形成
第2部 分析編 <2>流動的な職場における適応・力量形成
第7章 組織参入時の適応を促す方策と組織社会化
第1節 はじめに
第2節 方法
第3節 分析
第4節 考察と本章のまとめ
第8章 中堅教員のリーダーシップ支持を促す同僚性要因に関する研究
第1節 問題の所在
第2節 調査設計と分析結果
第3節 結果の考察と今後の課題
第9章 教員の働き方に関する意識と長時間労働との関連
第1節 課題設定
第2節 分析枠組み―組織社会化・プロアクティブ行動と教員の働き方との関連
第3節 データと使用変数
第4節 分析
第5節 考察と課題
第10章 教員の研修への参加と職務上の自己効力感
第1節 はじめに
第2節 使用変数
第3節 分析の結果
第4節 考察とまとめ
第11章 第2部小括―流動的な職場における適応・力量形成
第3部 パネルデータの収集・分析・活用
第12章 フィードバックの実践と課題
第1節 調査の実施に向けた留意点と実践事例
第2節 教育行政向けフィードバックの実践と課題―E県J地区における事例
第3節 学校管理職・ミドルリーダー向けフィードバックの実践と課題
第4節 回答者個人向けフィードバックの実践と課題
第13章 教員の適応のパターン化とフィードバックへの活用
第1節 問題の所在と研究アプローチ
第2節 調査結果の提示
第3節 結果の考察とフィードバックへの活用
補 論 パネルデータの意義と分析手法―パネル線形回帰モデルおよびマルチレベル因子分析
第1節 パネルデータの構造とデータ収集
第2節 パネルデータを用いた回帰モデル
第3節 マルチレベル因子分析
終 章 パネルデータを用いた職能成長・職場分析とフィードバック

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