【大学生活短信】『教育と数学に夢中になれる2年間を目指して』《土井 大輝 さん》
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土井 大輝 さん大学院学校教育研究科 専門職学位課程 |
大学を卒業し,愛知県の公立学校教員として勤務する中で,まさか大学院で学ぶことになるとはまったく予想もしていませんでした。
はじめにこの大学院派遣の話を聞いたとき,家庭の面で迷いはありましたが,「大学院で数学教育のことをもっと研究してみたい」という気持ちが強かったので,今とても充実しています。
6月には初めて「学会」というものに参加させていただきました。全国から様々な立場の方の研究発表を聞き,とても頭が疲れましたが,学びが多くとても刺激になりました。(これほど頭を使ったのは何年ぶりだろうか)兵庫県という新しい地で様々な立場や地域の方と関わりあい,学びあい,話し合うことで自分の視野を広げていきたいと思います。
大学院では,教育だけでなく,数学についても学び直しの機会にしたいと思います。微分方程式,ユークリッドの互除法,幾何学...現場では探究的な学びが注目されているからこそ,教師として数学の知識を増やすことで子供たちの学びのアシストができると感じ,日々数式と戦う2年間にしたいと思っています。
修了して現場に戻った際には,ここでの学びを子供たちに還元できるよう私自身が主体的に貪欲に学んでいきたいと思います。