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大学院同窓会長挨拶 《第10代会長 船本 秀忠》

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船本 秀忠(ふなもと ひでただ)


昭和から平成に至る時期(昭和63年から平成2年)に兵庫教育大学大学院に在籍、教科領域社会系コース修了9期生。
高知市内の学校を皮切りに、管外転入人事交流で兵庫県公立学校教諭となる。
兵庫教育大学大学院修了後は、尼崎市の同和地区で人権教育担当を6年間務める。この間阪神・淡路大震災に見舞われる。その後阪神6市1町の生徒指導事務局長を務める。
若いときにスポーツ障害で膝を痛めた後遺症で脱臼癖が直らず、これを機に意を決して教員を退職し、学習塾経営に乗り出す。個別進学塾がない時代、あっという間に塾が拡大し、全国規模で多数の学習塾を展開している。
大学院同窓会では、連携センターが無かった時代から兵庫県事務局長、兵庫支部長、同窓会副会長を歴任した。
好きな言葉は、前多可町長 戸田善規先生から贈られた、「倜儻不羈(てきとうふき)」という言葉。「君はまさにこれだ 。」とおっしゃられて贈ってくださった言葉です。
モットーは「責任は自分がとる。判断は時間をかけずに的確に。」
共著本に、角川書店『高知県地名大辞典』、『兵庫県地名大辞典』、東京書籍『生き生き「道徳の時間」』など。

「教えることが趣味 型にはめない自由な教育を」
「峠には必ず物語がある」

公立学校や私立学校で教える傍ら、民間教育でたくさんの児童・生徒の学習指導や進路指導、悩み相談に乗ってきました。とにかくその個に応じた指導を心がけています。これまでに教えて来た、子供たちや保護者からは今なお、絶大な信頼、人気があると信じている(笑)。
今は趣味で指導にあたるが、塾はいつも超満員。「子どもたちとの対話を大切にして、的確な進路指導で追い込まない。知らないうちに力がついている指導」を心掛けています。
趣味は、阪急交通社顧問をしていることもあるので旅行です。トラピックスってご存知ですか?まさにあちこち、くまなく休みなく...。
峠の話ですが、例えば姫路から、鳥取まであらゆる峠を越えて、18通りの行き方を考え、走破しています。
日本の有名な峠も悉く制覇しています。1番すごかったのは、北海道三大峠の三国峠、狩勝峠、日勝峠のうち、日勝峠です。鵡川から沙流川を北上し、二風谷古潭を通り、十勝清水まで出る道です。酷道を走るのが好きで、すれ違い出来ないような悪路を峠越えすることも趣味です。占冠からiPhoneの地図には載っていないが、1/25,000地形図に載っている夕張までの悪路、まさに、ヒグマの出そうな道です。流石に街が見えた時はホッとしました。
とことん端まで行くことも好きで、1番おすすめは稚内です。樺太を見て大感激しました。間宮林蔵や、伊能忠敬に思いを馳せる...。そんな旅を、日々旅にして旅を住処とす...という生き方を貫きたいと思っています。

これからの同窓会について思うこと

これまでに同窓会を作ってこられたレジェンドが、各県にたくさんおられます。また、夜間コースを中心に新たな系で学ばれる方。自費でセカンドキャリアを積まれる方もおられます。派遣一色の時代は終わりました。これまでの同窓会の良さと、新進気鋭の新たな同窓生とを融合し、新しい形の同窓会を作っていきたいと思っています。
まもなく発足以来半世紀となる、他の教職大学院とは違った兵庫教育大学を応援しつつ、みなさんで楽しく学び、学舎に誇りが待て、母校発展のために惜しまない協力を、一枚岩となり推し進めたいと思います。
崇高な社会的ボランティア活動を、みなさんで手を取り合って新たに作っていきましょう。

歴代同窓会長からのメッセージ

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