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学び直しの機会を得て 《吉田 博子さん》

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吉田 博子 さん

大学院学校教育研究科専門職学位
人間発達教育専攻
臨床心理学コース

2011年4月1日、3月まで担任をしていた教え子達に空港で見送られて、私は兵庫県に来ました。以前から関心のあった臨床心理学を学ぶためです。教職について15年以上。学校では教科・科目の学習指導だけではなく、個々人の生活や進路、就職など、様々な必要に応じて指導・援助することが求められており、と同時に自らの欠けを意識せざるを得なくなったのが進学を決めた理由でした。特に大学時代の教職課程では学べなかったけれど、時代の変遷につれて学校で新たに求められている知識・技量が多くあり、それらの少しでも私自身の中で深めたいという願いがありました。

yoshida_honbun01.jpg今回機会を得て、大学院で臨床心理学を学んでいます。その方法も専門分野も担当教員によって異なり、大別して精神分析的アプローチと行動論的アプローチの両方を学べることも、私にとって有益となっています。毎回の講義が楽しみであり、時に課されるレポートに苦戦しながらも、充実した毎日を過ごしています。同時に、同コースの年齢や出身背景の異なる友人達とのディスカッションからも、多くのことを触発されています。

また学生寮の日々も新鮮です。それこそ、自分の教え子達と同年齢の学生と共同生活をすることで、今時の大学生事情、就職戦線の厳しさを知り、時には女子会トークにも混ざって(混ぜてもらって!?)同じように話が出来ることも毎日の楽しみです。それぞれの授業が終わり、その日の出来事を、それぞれの夕食を台所で作りながら分かち合い、また互いのオリジナルレシピを見て料理の研究ができることも、いい気分転換になっています。

2年間はあっという間に過ぎていきそうです。限られた時間を有効かして、多くの事を学んでいきたいと考えています。

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