【学会員募集中】大学院修了生を中心とした『日本近未来教育学会』の設立と活動状況
「Society5.0 の時代を見据えた教育を考える」をメインテーマに、兵庫教育大学修了生を中心に『日本近未来教育学会』が設立されました。
活動の概要を掲載していますので、ご一読ください。
学会への参加方法については、末尾に掲載しています。
詳細は右のPDFファイルをご覧ください。→ 日本近未来教育学会詳細:地域と共にある研究活動 2021.8 .pdf
【目的と組織】
(1) 学会の目指すもの 研究テーマ 「Society5.0 の時代を見据えた教育を考える」
近未来の先端技術を活用した教育を語るだけでなく,教育現場で実践・研究した
者や教育に関心を持つ者の知恵で近未来の教育課題を克服する研究を行う。
そして,成果を社会に還元することを目指す。
(2) 研究体制の構築と今後の方向性
富士山世界文化遺産学会を基盤にして発展的な研究組織を構築する。
①教育関係者や市民が集い,新しい時代(Society 5.0)の教育の在り方を協議
・学校を中心に地域社会における教育の課題を明らかにする。
②各方面でフラッグシップ(各分野で主導的な立場)をとる団体や組織,個人と連携
して,研究課題の克服を目指す
・地域社会と連携した教育を研究する。
・地域社会に貢献する方策を考え,実行する。
③研究の成果を関係機関に提言
・Society5.0 の時代を見据えた学校と地域社会の教育の在り方を提案して,
学会の存在意義と研究成果を各方面に示す。 研究構想図はこちら→→→
(3) 学会の研究組織
会長...勝俣得男,副会長...梶原正史(研究部長),事務局・理事...学会の運営
会員...教育関係者(教員,研究者)
環富士山地域の住民等学会の趣旨に賛同した方
教育理念を共有する兵庫教育大学
関係者顧問...兵庫教育大学 関係者教育行政に関わる学識者
【研究の具体的なフィールド】
本学会が研究対象とする近未来社会が実現されようとしている。富士山南麓の静岡県裾野市にトヨタ自動車の未来都市「ウーブン・シティ(Woven City)」が「富士山の日」(2021年2月23日)に起工した。本学会では,トヨタ自動車の「ウーブン・シティ」に関心を持っている。また,裾野市が 2020年3月に発表した次世代型近未来都市構想「スソノ・デジタル・クリエイティブ・シティ(SDCC)」構想に注目している。
(1) 研究意義
「ウーブン・シティ」や「スソノ・デジタル・クリエイティブ・シティ(SDCC)」によって Society 5.0の時代の街や生活が具体化し,そこから近未来の社会や学校の姿が見えてくる。教育の問題,心の課題,地域との交流など本学会が研究を目指すことが実際に展開されると考える。
地元の意識や関心を高め,地域の発展と共生を図る視点で研究する意義がある。
(2) 研究姿勢
「ウーブン・シティ」については,トヨタ自動車が世界中の研究者を結集して取り組むプロジェクトであり,独自に研究を進めていくものと予想している。本学会は,環富士山地域の中に,未来都市ができることに関心を寄せている。
環富士山地域のことに関しては,富士山の文化的価値を追求してきた本学会の前身である「富士山世界文化遺産学会」から教育の問題,心の課題,地域との交流など地元住民とともに学んできた実績がある。
環富士山地域に住む者として,「ウーブン・シティ」をどう受けとめ,地元の発展や共生を図っていくかなどが今後の課題となる。本学会では,地元民からの視点も入れて,この課題を独自に追求していきたい。
(3) 研究課題
「ウーブン・シティ」のプロジェクトに取り組むトヨタ自動車,地元の自治体である裾野市が動き出した。特に裾野市は,複数の大学と研究の協定を締結し,様々な研究とそれに基づく施策が実施されることが予想される。
本学会も裾野市の施策に関わっていく。特に兵庫教育大学・大学院と教育理念を共有して近未来の教育に関わる課題を追求していきたい。
理念を共有する修了生や教職員,学生と連携して研究を進めたい。
(4) 研究テーマ
「Society5.0 の時代を見据えた教育を考える」
(5) 研究仮説
Society5.0 の時代を見据えて,ICT を地域や学校に導入する際の課題を明らかにする。さらに,ICTを活用した具体的な住民や児童生徒の活動を関係機関に提案していく。それによって,地域住民の相互理解や連携した活動が促され,地域に新たな共生社会が実現できると考える。
【学会として地域社会に貢献する姿】
(1)研究のビジョン
上記のようなビジョンのもと進める。 ※研究構想図参照 ↑
①研究会・研修会(学識者による講演と参加者による協議)を開催 ・協議を繰り返す中で課題を深化させる。
②関係組織(課題意識を共有する組織や個人)との連携 ・関連団体のシンポジウムや研究会などに参加して連携を深め,研究をより深化させ る。
③会員個人及びグループでの課題研究 ・会員による課題研究を進める。
④研究成果を積極的に提言 ・研究成果を様々な機会に発表すると共に研究紀要を発行する。
(2)研究の具体的方策
2021年度 研究計画 ※コロナウイルスの感染状況によって,日程・会議方式に変更もある。
4月 代表者による協議
5月 裾野市構想への参加
7月 代表者による協議
9月 学識者との協議
10月 公開研修会・講師
12月 研究協議会・講師
2月 本年度のまとめ
3月 研究紀要の作成
(3)研究の内容
①公開研修会
Society5.0 の時代の教育を学ぶ。
※オンラインを併用しての開催などもある。
第1回は,2020 年10 月31 日実施した。
②研究協議会...開催を検討しているテーマと講師
※オンラインを併用しての開催などもある。
テーマ:Society5.0 の社会・教育について考える
A 教育の在り方について
講演 : 教育行政に関わる学識者
協議会: 参加者による協議
B 地域社会の在り方について
講演 : 近未来の社会でフラッグシップ(主導的立場)をとる行政代表者
協議会: 参加者による協議
③個人やグループによる研究の推進
・研究成果を発表する機会を持つ。
④研究紀要の作成
・今年度の研究を検証する。
研究のまとめ(会として,会員として)研究紀要の発行
⑤「スソノ・デジタル・クリエイティブ・シティ(SDCC)」の活動
・SDSS構想で共同事業体・研究団体として活動する。
日本近未来教育学会<会員募集要項>
兵庫教育大学・大学院と教育理念を共有して教育に関わる課題を追求していきたいと考えています。
修了生や教職員,学生など多くの方の参加を期待しています。
<会員の資格>
・学会の趣旨に賛同して,連携して研究活動に取り組んでいただける方
・資料代等活動に必要な経費を負担していただける方
**** 会員のお申込み,お問合わせは以下にお願いします ****
副会長・研究部長 梶原 正史(かじはら まさし)
メールアドレス kamasashi3309@yahoo.co.jp