【大学生活短信】『生徒に気付かされて...』《鹿島 一輝 さん》
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鹿島 一輝 さん大学院学校教育研究科 専門職学位課程 |
3年間特別支援学校で，15年間中学校で勤めて大学院にやってきました。
現場では理科の授業を良くしようとすればするほど，目を輝かせて鋭い質問をする生徒と出会うようになりました。そのような機会が増えると，自分が無知であることに気づかされます。理想は追っているのに，授業の工夫はマイナーチェンジ程度になっている...
『理科を活かして世の中の役に立ちたい！』そんな大きな夢を持った生徒に自分ができることはもう少しないのだろうか？と自問自答していました。
小学校でどんなことを習ってきている？
高等学校ではどんなことを学ぶ？
中学校の理科とのつながりについてもっと知った上で指導したい。
知るだけではだめで，学んだことを中学生の理科に対する見方・考え方を働かせるための教材として，いつでも生徒に提示できるようにしたい。
今までしてきた指導の再構築をしてみたいと心から思うようになりました。
兵庫教育大学大学院（理数系教科マネジメントコース）には授業の再構築に最適の環境があります。『もっと多くの体験から理科の力を伸ばしたい』と共に学ぶ仲間との出会い。少人数でアットホームな環境で，優しくかつ的確にご教授してくださる教授との出会い。日々その出会う方々に感謝するばかりです。「大学院への進学」という選んだ道が正解ではなくて，選んだ道を正解にするために２年間頑張ろうと決意しました。