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「学びのシナジー(相乗効果)」ここにあり!」 《山本 宏治さん》

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山本 宏治 さん

大学院学校教育研究科専門職学位課程(教職大学院)
教育実践高度化専攻
学校経営コース

学校経営コースには全国の自治体から派遣された現職の教員が集い、現場での様々な経験に基づいて、よりよい学校づくり、よりよい教育行政の在り方についての「知」を深めるため、組織マネジメント、危機管理、教育法規、教育行財政、カリキュラム開発、教職員の職能開発等について学ぶとともに、1年次より多彩なフィールドワーク、2年次には8週間のインターンシップを行っています。
大学教員のほか学校現場、教育行政からも多くのゲストスピーカーを招いて授業が展開されており、人的ネットワークの強化にも大いに役立っています。

入学までの自分を振り返ってみて今思うことは次の二点です。
・現場での経験が長くなるにつれて、疑問を持つことなく「これで当たり前」「そういうものだ」と考えてしまうことが増えていたのではないか。
・過去の経験の枠組みにとらわれてしまい、ものごとを見る視野が狭まっていたのではないか。

yamamoto2_1.jpgつまり、いろいろなことを自明視する傾向が強くなっていたために、新たな発見や気づきが阻害され、個々の教育活動の本当の意味や価値を幅広い視点から考えることができにくくなっていたのではないか、ということです。

教職大学院学校経営コースは絶え間ない発見の場であり、教員と学生が持っている「知」や「気づき」を真剣にぶつけあうことでそれらを「循環」させ、新しい視点から現場での実践を意味づけしなおすとともに、その深化と高度化をめざす学びの場です。その基盤を支えているのは教員と学生の幅広く豊かな人間性に他なりません。「学校力を高め、教師力を高め、子どもの人間力を豊かに育てる」という教育改革の文脈に沿って、深く掘り下げた「知」を現場での高度な実践へと結晶させることが、本コースへ派遣された教員の使命であると思います。

「2年間の学びは、本コース修了後の現場での実践によって評価される」と自分に言い聞かせて毎日を過ごしています。

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