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【大学生活短信】『二刀流』《屋成 祥子さん》

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屋成祥子さん

大学院学校教育研究科専門職学位課程
教育実践高度化専攻
グローバル化推進教育リーダーコース

屋成祥子さん-1-1.jpg2021年現在、この言葉を聞くと日本人なら誰しもがメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手を思い浮かべるに違いない。さほど球界に通じていない私でも大谷選手の特徴くらいは分かる。投手でもあり野手でもある、つまり...投げるし打てる?しかも、右と左の双方で。

沖縄県立高校の教員になってはや7年、この道を選んで正しかったのだろうかと思い悩む日も少なくはなかった。大人の世界へ片足を踏み入れた生徒たちと対峙する自分に、どこか自信を持てなかったからだ。そもそも、教師である以前に、私は「かっこいい大人」になれているのだろうか。
これまで教師として、生徒と共に地域と密接に関わりながら、ずいぶん多くの「かっこいい大人」を見てきた。沖縄の海をこよなく愛するうみんちゅ(海洋、漁業に携わる人々)や、より良い町づくりのために奔走する役場や団体・企業、地元のひとたち。この方々はまさに私の大学院進学への背を後押ししてくれた、人生の大先輩でもある。
沖縄を離れ、こちらでの素晴らしい出会いや学びは、ずいぶんと私の視野を拡げてくれている。小さな島では得られなかった気付きもこの半年間に多くあった。今後も、「教師」と「かっこいい大人」の双方に磨きをかけ、あわよくば二刀流を目指したい。

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