【大学生活短信】『本質 × 「あったら、いいな〜」 こんな授業! 』《緒方 優希さん》
![]() |
緒方 優希 さん大学院学校教育研究科修士課程 |
私は、通常学級の担任を目指す上で、知識が足りない!このままじゃ現場に出られない!もっと発達障害についても勉強したい! 知識を詰め込む場が大学院だー!と思って、大学院に進学を決めました。でも、そうじゃなくて、「それって本当にそうなの?」「本質ってなに?」というように"自らが学び手となって、思考を深める"ところが大学院であることに気づきました。
このコースに入ってよかったことは、理論知と実践知両方得ることができることです。大学院の授業や講演会、ゼミや本、動画など多岐にわたって学んだ理論を、実習を通してどう現場に生かされているのか知ることができました。 また、"あったら、いいな"と未来志向で創造する大切さを学びました。"あったら、いいな"と考えることは、現状から目を背けることではありません。これからの社会を生き抜く子どもにどんな学びが必要なのだろう?、これ(当たり前)ってなんのためにあるんだろう?と考えること、その上でこういう授業があったら、こういう◯◯があったら、と創造することです。それが楽しく学ぶことにつながると思います。また、それをストレート生や現職の先生方と話すことで、自分では気づけなかったことにたくさん気付かされ、さまざまな視点で物事を捉えられます。
私は、あと1年後、初めて現場に出ます。もっと豊かな学び手に自分自身がなるために、本質を捉えることを忘れず、幅広い興味を持ち、たくさんの人と対話をすることで、さまざまなことを吸収して、そして発散していきたいと思います。忙しさの中にも楽しさやワクワク感を大事にして、いつまでも子どもに寄り添える教員になりたいです。