【大学生活短信】『まいにち七転び八起き』《川村 菜月 さん》
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川村 菜月 さん大学院学校教育研究科 修士課程 |
大学院に入学して早数ヶ月が経ちました。
知らない土地で初めての一人暮らし。
地元とはまるで違う大自然の環境。
専門的な授業の勉強に時間を費やす日々。
今までの私の人生とは考えらえないほど、何もかも初めての経験でした。
私は小学生の頃から特別支援学校教諭になることが夢でした。
大学時代は障害についてもっと知りたいと思い、手話・要約筆記・点字の講座に通いに行ったり、地元の県の移動支援従業者資格を取得したり、放課後等デイサービスでアルバイトしたりと、いつも障害のある方と関わるようにしていました。そして、障害のある子どもや大人が問題行動を起こしたとき自分はどう対応するべきなのだろうといつも悩んでいました。
自分は今のままじゃ教壇に立てない、もっと特別支援教育を追求したいと思い、大学院進学を決意しました。
兵庫教育大学大学院では、障害の理解、教育的配慮、特別支援教育の歴史、特別支援コーディネーターについてなど、幅広く学習しています。時には、友人や現職の先生と助け合いながら充実した毎日を過ごしています。
また、授業中に紹介された、他県で開催された手話のイベントに同じコースの友人と一緒に参加したりなど、学外でも学習の場を作りコミュニティを広げています。
これからも大学院で、さらに多くの経験や知識を得たいと考えています。 一歩一歩自分が成長できるよう、大学院で努めたいと思っています。