【大学生活短信】『学ぶ意味を教えられる教員を目指して』《藤井 雅 さん》

藤井　雅　さん 大学院学校教育研究科 専門職学位課程 教育実践高度化専攻 言語系教科マネジメントコース（国語）

昨年3月に他大学を卒業し、無事中高国語の一種免許を取得しました。
でも、圧倒的に知識と自信がなさすぎる！このまま現場に出ていいのか？そう感じて、この兵庫教育大学に来ました。大学院での授業は、今までと違う視点で考えることが多く非常に新鮮で学びが多い授業ばかりです。先行研究について調べた時に、どんどん気になる事が出てきてなかなか進まなかったり、現職の先生にリアルな現場の声を聞いたり、自分の知らないことを知っている人がこんなにもいるんだ！大学院って素晴らしい場所だなといつも感じています。 　

大学院での研究では、サブカルチャーやメディア教材を授業に取り入れ生徒の興味関心を引き、主体的に学ばせる授業開発をしています。
生徒たちの身近なものを学習に取り入れることで、教材を教えるのではなく、何か別のことにも活かせる汎用的な能力をつけられるようにしたい！と思っています。それが学ぶ意味や、社会に出たときに必要な力になると思うので、多くの実践研究や論文に触れて、多くの考え方を身につけていきたいです。

最後に、私は元々学校という場所がとても大好きです。学校は勉強だけでなく新たな人との出会いや、集団での振る舞いなどさまざまなことを学ぶことになります。
大学院でできた同期の方々は、学校の先生を目指している、もしくは現職の先生なので、校種はさまざまですが国語について話せることが多く、とても勉強にもなるし何より楽しいです！現場に出るときに、この教職大学院での学びをできるだけ多く活かせるように学び続けたいと思っています。