【大学生活短信】『新たな学びへ』《佐伯 拓磨 さん》
佐伯 拓磨 さん大学院学校教育研究科 修士課程 |
life with others is inevitable. There is no alternative. Life doesn't exist if it's in isolation.
"他者との生活は避けられない。他に道はない。孤立した状態に、生は存在しない。"
これは、今読んでいる「教えることの再発見」著者であるガート・ビースタ氏の言葉です。この言葉は、大学院に入学して3ヶ月が経った今、私の心に深く響いている言葉の1つです。日々、新しい知見や思考との出会いに満ちたこの環境で、まさに「他者との生活」の中に身を置いていることを実感しています。
中学校教員として毎日が充実した学校現場でしたが、この度大学院で学ぶ機会を得て、これまでの経験を見つめ直し、新たな視点を取り入れたいと強く願っています。特に、ビースタ氏が問い続ける「よい教育とは何か」という問いを、近代教育の歴史から紐解き哲学的な視点から深く考察することで、令和時代における教員の指導力やコミュニケーションのあり方を見つめ直したいと考えています。![]()
この2年間では単に知識を習得するだけでなく、多様な背景を持つ仲間たちとの「出会い」を通じて、これまでとは異なる視点や価値観に触れる貴重な時間としたいです。このような刺激的な環境に没頭することで、自身の教育観をさらに深め、今後の教職生活をより豊かなものにできるようしたいと思います。
最後に、この素晴らしい機会に導いてくださった諸先輩方への感謝の気持ちを胸に、充実した学びを追求していく所存です。


