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子どもの資質を伸ばせる教師に・・・ 《平岩 佑介さん》

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平岩 佑介 さん

大学院学校教育研究科修士課程
教育内容・方法開発専攻
認識形成系教育コース
自然系教育分野(理科)

大学院で中学校理科の教員免許を取得できないか、その想いで見つけたのがこの大学です。私は今、理数系教員養成特別プログラムというカリキュラムに属しています。

私は兵教大に入学する前に、製造関係の企業でエンジニアとして勤めていました。仕事をすることは、さまざまな世代や立場の人たちと関わりながら、会社の成長や私自身の能力の向上に努めることができ、心から打ち込むことのできる楽しいものです。その生活の中で将来のことを考えたときに、子どもの頃になりたかった教師を目指す意義を、社会人としての自分も感じるようになりました。

hiraiwa_2.JPG私が教師になりたいと思い始めたのは、中学から高校時代にかけてです。ただ、世間知らずな私が、社会を知らずに教師になることは適切ではないと思い、大学卒業後に民間企業に勤めました。それに、あの頃はまだ、子どもたちと関わり共に学び成長し続ける環境にいたい、という自分本位だけの考えでした。企業に勤めたことで、社会人として大切なことは、周囲の状況(会社の製品・サービスや会社自体、同僚との関係)を把握し、その状況を自分の行動でよりよいものにしていこうとする姿勢であると感じました。私は、子どもたちはもともと、周囲を尊重して人のために行動しようとするそのような姿勢をもっていると思います。社会を経験したことによって、その気持ちを大切に持ち続けてほしいということを、子どもたちに伝えていければと考え、教師を目指すことに決めました。

授業の構成力や専門知識の不足、実験や観察技術の低さなど、今の自分には教師としての能力は足りないものばかりです。それでも、できないことが多いからこそ、この学生生活で私自身が成長していくさまざまなことが、子どもたちの成長の一助になるのではと思い、なんとか前を向いてがんばっています。子どもの学びを大切にできる教師になれるように、残りの学生生活をもっと充実したものにしていきたいです。

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