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教育指導を一から考える機会 《景山 嘉祐さん》

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景山 嘉祐 さん

大学院学校教育研究科修士課程
教育内容・方法開発専攻
認識形成系教育コース
自然系教育分野(理科)

私は、兵庫県高等学校現職です。現任校では生徒にグループ及び個人で探究活動をさせ、その成果を口頭発表と論文にまとめさせるという指導を行っています。更に、近年SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けたことにより"科学者・技術者のタマゴを育てる"ためのプロジェクトを実践しています。このような教育活動をする中で、科学者・技術者のタマゴを育てるために、今のままの教育で本当に良いのだろうかと疑問を持つようになりました。高等学校においてどのような教育をおこなえばよいのかそれを探りたいと思い、大学院で研究することにしました。
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研究の技術やセンスを磨き、成果をだすことは勿論ですが、現場復帰後、的確に生徒を指導できるように、先生からの指導や物の見方・考え方をしっかりと吸収したいと思っています。また、授業やゼミを通して、学部生やストレート院生と交流する機会もありますので、高校での教育が大学にどのように繋がっているのか、又は途切れているのかを知ることができます。改めて、受験指導以外に高校で指導しておかなければならないことについて考えるよい機会を得ています。

現在は、ユリのSSR領域(遺伝子の塩基配列が繰り返された領域)の変異から、遺伝的系統関係を調べる研究をしています。実験と論文講読に追われ、苦しい毎日を過ごしていますが、厳しくも温かい先生と思いやりのあるよき同級生に恵まれ、充実した日々を過ごしています。

大学院での生活で、極端に運動時間が減少し体重が増加傾向にあります。これからは少し時間を作って、運動をしたいと思っています。所属研究室の渥美教授は研究とは一寸先も見えない霧の中でロッククライミングをするようなものだと仰っています。ロッククライミングの経験のない私は、ただ想像するしかありませんでしたので、この機会にダイエットもかねて始めてみたいと思います。まずは、ボルダリングから始めてみたいと思っています。どなたか一緒にはじめませんか?

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