【大学生活短信】『大学院で学ぶ楽しさ』《前野 翔大 さん》

前野　翔大　さん 大学院学校教育研究科 専門職学位課程 教育実践高度化専攻 言語系教科マネジメントコース（国語）

大学を卒業して以来、兵庫県の公立小学校教諭として勤めています。この度縁あって本校の言語系教科マネジメントコース（国語）で学ぶことになり、十数年ぶりの「学生」を新鮮な気持ちで味わっています。

大学院では、もちろん教科の内容や教授法について詳しく学ぶことができます。先生方の専門性の高いお話は刺激的で楽しく、自身の知識の広がりや考えの深まりを確かに感じることができます。現場では小学校教材しか扱うことはありませんでしたが、中学校や高校等、講義を通して校種を越えた教材や考え方に触れることができ、新たな気づきや視点を得ることができます。
また、専門以外の教科や内容に関わる知識を広く学べる点にも大きな価値を感じています。複数の教科を比べながら俯瞰して捉えることで、教科の特性や内容の本質が見えてきます。

大学院に集うメンバーは校種も様々で、他府県から来られている方もいます。写真は院生がゼミ室で黙々と研究や課題に取り組んでいる様子ですが、ゼミ室では読んだ論文の情報を共有したり、疑問点について議論したりすることもしばしば。ちょっぴり騒がしいですが、素敵な研究集団です。
仲間と共に、日々学ぶことの楽しさを感じています。