理数系教員養成特別プログラム
実践力のある理数系教員を養成する
中学校,高等学校における数学または理科の確かな学力を育成する実践的指導力を持ったスペシャリスト教員を養成します。3年間かけて学ぶ長期履修学生制度を活用し,修了時には,中学校・高等学校の数学または理科の専修免許状を取得することが可能です。
理数系教員養成プログラムの特徴
長期履修学生制度(3年間)を活用
- 大学院の教育課程と学部の教職課程を併せて履修
- 学校教育学部の教職課程は学部生と一緒に受講しますが,一部授業科目については大学院クラスを編成します。
- 教育課程を工夫
- プログラムが受講しやすくなるよう大学院の教育課程と学部の教職課程を工夫しています。また,大学院の教育課程に本プログラム受講生を対象とした授業科目を開設します。
- 体系的な実地教育(教育実習)を実施
- 本学の実地教育体系は学内外から高く評価されています。また,本プログラムでは中学校と高等学校の両方で教育実習を実施する予定です。
受講生のためのアドバイザー教員を配置
理科の実験指導のための授業科目が充実
- 受講生専用の部屋(プログラム支援室)を整備
- 受講生の交流の場として,また,教員採用試験の筆記試験対策の自習室,面接試験等のグループ学習の場として利用できます。
- 充実した就職指導
- 教員採用試験対策講座の実施や各都道府県の採用情報の提供,キャリア開発指導員による面接などを行っています。
受講申請について
- 受講申請できる人
- 本学大学院学校教育研究科(専門職学位課程)の教育実践高度化専攻理数系教科マネジメントコースを志願する人で,以下のいずれかに該当する人。
- 理数系教科マネジメントコース(数学)を志願する人で,中学校教諭免許状(数学)及び高等学校教諭免許状(数学)のいずれも取得していない人
- 理数系教科マネジメントコース(理科)を志願する人で,中学校教諭免許状(理科)及び高等学校教諭免許状(理科)のいずれも取得していない人
- 受講できる人
- 受講希望者には,大学院選抜試験とは別に試験を実施します。試験結果により次のとおり受講を許可します。
- 8月選抜試験合格者のうち10人程度
- 11月選抜試験合格者のうち5人程度
- 授業料
- 2年分の授業料を3年間に分割して納入します。
- 修得すべき単位数
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- 全く教員免許状を所有していない人
大学院修了要件単位数・・・46単位,学部教職課程・・・72単位 計118単位以上 - 幼稚園,小学校,中学校(数学・理科以外)および高等学校(数学・理科以外)のいずれかの1種免許状を所有している人(新法適用者)
大学院修了要件単位数・・・46単位,学部教職課程・・・54単位 計100単位以上
- 全く教員免許状を所有していない人
- ※学部教職課程における修得単位数は,教育職員免許法等の最低修得単位数を示します。
- ※出身大学学部で中学・高等学校の「数学または理科」の教員免許状取得にかかる教科に関する科目や教職に関する科目の単位を修得していれば,その単位数を控除できる場合があります。詳細については,お問い合わせください。