長期履修学生制度
制度の内容と導入の経緯
仕事と学業の両立を応援する
兵庫教育大学大学院学校教育研究科(修士課程・専門職学位課程)のフレックスクラス(神戸キャンパス)に在学する学生を対象にした制度です。
これまで大学院では,2年で規定の授業を履修することが原則でしたが,この制度を利用すれば3年かけて履修し,学位を取得できるようになります。
個人の事情にも柔軟に対応し,ゆったりとしたペースで授業を受けられるので,仕事との両立に不安を感じていた人も修学しやすくなります。
授業料は,総額(2年分)を3年に分割して納入することになります。
長期履修を申請できる人
フレックスクラス志願者,理数系教員養成特別プログラム受講申請者
授業料(年額)
大学が定めた授業料年額×標準修業年限(2年)÷ 長期履修期間(3年)
※通常の学生の2年分の授業料を3年間で分割納入することになります。
申請方法
フレックスクラス志願者
兵庫教育大学大学院学校教育研究科(修士課程・専門職学位課程)の各専攻・コースの入学者選抜試験受験の出願書類とともに,「長期履修申請書(フレックスクラス)」を切り取って書留速達で郵送してください。
理数系教員養成特別プログラム受講申請者
入試関係資料・請求方法・動画紹介の学生募集要項をご覧ください。
長期履修学生制度についての問い合わせ先
兵庫教育大学教育研究支援部学務課
TEL:0795-44-2040
長期履修学生制度についてのQ&A
- フレックスクラスを志願すれば自動的に制度が適用されるのでしょうか。また加東キャンパス(加東市)の昼間クラス等では適用されないのでしょうか。
- 大学院を志願した際に制度の適用を申請し,大学が適切な申請理由であると認めた人に限ります。加東キャンパスの昼間クラスの学生には適用されません。ただし,理数系教員養成特別プログラムの受講者については,履修科目が多いことなどから,3年間修学しなければ中学・高等学校教諭免許状(数学または理科)の所要資格が取得できないので全員に制度を適用します。
- 授業料は3年分を納入することになるのですか。
- なりません。修学期間は3年でも修了要件単位数は通常の学生(2年)と同じなので,総額 (2年分)の授業料を3年に分割して納入することになります。
- 制度の適用期間を延長して3年以上在学することはできないのでしょうか。
- 大学院に在学できるのは最長5年ですが,長期履修学生制度が適用されるのは3年までです。 つまり,3年間で修了できなければ,翌年度以降は留年扱いになり,通常の学生と同じ授業料を納入していただくことになります。ただし,年度途中(前期末の9月30日)で修了することも可能で,その場合は半期分の授業料となります。
- 制度の適用を受けていたが,在学途中で休職が可能になり学業に専念できるようになった場合,予定よりも早く修了できますか。
- 1年次の2月末までに申し出て許可を得られれば2年で修了できます。
- 通常の2年で修了する予定だったのが,勤務の都合等により,途中から制度を適用できますか。
- 1年次の2月末までに申請して,理由が正当と判断されれば制度を適用することができます。
- 長期履修学生が大学院で1年間に履修登録できる単位数は何単位ですか。
- 大学院の授業科目については年間30単位(集中講義で行う授業科目,修士課程で3年間通して受講する課題研究(8単位)は含まない)まで登録できます。修了に必要な単位数は修士課程は32単位,専門職学位課程(教職大学院)は46単位(うち,実習科目の10単位は免除できる場合があります。)です。